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【裳華房】 新刊・近刊のご案内

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 刊行時期等は変更する場合があります.

 2019年 8月の近刊/7月の新刊


手を動かしてまなぶ
微分積分

藤岡 敦 著

理解する 力学
川村嘉春 著
   
テキストブック
線形代数

佐藤隆夫 著

物理学講義
統計力学入門

松下 貢 著

昆虫たちのすごい筋肉
岩本裕之 著
   

 2019年 6月の新刊/5月の新刊


数学基礎論序説
田中一之 著

電気伝導入門
前田京剛 著
   
しっかり学ぶ
化学熱力学

石原顕光 著

触媒化学
岩澤康裕・小林 修
冨重圭一・関根 泰
上野雅晴・唯 美津木 共著

 2019年 4月・3月・2月の新刊


植物生理学
加藤美砂子 著
   
入門 生化学
佐藤 健 著

Introduction to
Calculus in English
[POD版]

ヤン・ブレジナ,柳田英二 共著
オンデマンド版と電子書籍のみ]
   
入門複素関数
川平友規 著
   

 2018年 11月の新刊


理工系の数理
確率・統計

岩佐 学・薩摩順吉・
林 利治 共著

応用解析概論
桑村雅隆 著

ここからスタート
物理学

為近和彦 著

スタンダード 分析化学
角田欣一・梅村知也・
堀田弘樹 共著
       

 2018年 10月・9月の新刊


データサイエンスの基礎
Rによる統計学独習

地道正行 著

理工系のリテラシー
物理学入門

轟木義一・渡邊靖志 共著
   
サイコロから学ぶ
確率論

小林道正 著

専門課程 物理学実験
(改訂版)

高野・浅井・Zulkoskey 編

基礎分子遺伝学・
ゲノム科学

坂本順司 著

 2018年 8月・7月・6月の新刊


生物有機化学
北原 武・石神 健・
矢島 新 共著
   
行動や性格の
遺伝子を探す

小出 剛 著
   
量子ウォーク
町田拓也 著

ゲノム編集の
基本原理と応用

山本 卓 著

 2018年 5月・4月・3月の新刊


法則がわかる力学
遠藤雅守 著

有機反応・合成
小林 進 著
   
花の分子発生遺伝学
平野博之・阿部光知 共著
   
化学のちから
岡野光俊 著

進化には生体膜が
必要だった

佐藤 健 著


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2001年以前の刊行書籍は,裳華房 図書目録よりお探しください.



 2019年 8月の近刊 (刊行時期等は変更する場合があります)

手を動かしてまなぶ 微分積分  

関西大学教授  藤岡 敦 著

A5判/308頁/2色刷/定価2700円(本体2500円+税8%)/2019年8月発行
ISBN 978-4-7853-1581-8

書いてみえる! 解いてわかる!!  
 読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように,式の導出を丁寧に記述した入門書.全24節で構成されており,1節90分の講義テキストとしても使いやすい.

 【本書の特徴】
手を動かしてほしい例題,証明・計算を見落としそうなところにアイコンをつけた.
ポイントとまとめを設け,理解を助けるための図も多数おさめた.
くり返し解いて確認できるように,例題と節末問題のチェックリストを用意した.
ふり返りのマークにより,復習しやすくした.
節末問題は確認問題・基本問題・チャレンジ問題の3段構成とし,丁寧で詳細な解答をのせた.
ギリシャ文字の書きかた・読みかたを見返しにのせた.

 【主要目次】1.1変数関数の極限 2.1変数関数の微分 3.1変数関数の積分 4.多変数関数の極限 5.多変数関数の微分 6.多変数関数の積分

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 2019年 7月の新刊

テキストブック 線形代数  

東京理科大学准教授  佐藤隆夫 著

A5判/256頁/2色刷/定価2592円(本体2400円+税8%)/2019年7月発行
ISBN 978-4-7853-1582-5

 将来,数学を専門としない理工系学部の学生に向けて執筆された通年用テキスト.半期およそ13回の講義を念頭に,全26節構成とし,各節の最後には例題の類題を演習問題として,反復学習の効果が得られるようにした.また巻末には,それらの解答を用意した.
 多くのケースで $2×2$ や $3×3$ の行列の場合について扱い,具体的に書き下して,計算や証明ができるようにするとともに,新しい理論を学ぶ際には,やさしい例や例題で,無理なく手を動かして計算,証明できる場を設け,数学的感覚を養えるように配慮した.

 【主要目次】1.行列 2.連立1次方程式 3.行列式 4.ベクトル空間 5.線形写像 6.固有値と固有空間 7.計量ベクトル空間 付録

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物理学講義 統計力学入門  

中央大学名誉教授  松下 貢 著

A5判/232頁/2色刷/定価2808円(本体2600円+税8%)/2019年7月発行
ISBN 978-4-7853-2267-0

 教室で黒板を前に語りかけるような解説で,“丁寧でわかりやすい”と定評のある松下貢先生による「物理学講義」シリーズの最終巻.
 本書は,微視的な世界と巨視的な世界をつなぐ統計力学とはどのように考える分野であるかを,はじめて学ぶ方になるべくわかりやすく解説することを目標にしたものである.  まず最初に,サイコロを例に確率・統計の考え方について解説した後に,そこから自然と統計力学の考え方へと入っていくようなストーリーになっている.これは,サイコロ投げの背後にある基本的な規則性を浮き彫りにすることで統計力学の最も重要な前提となる原理を紹介し,そこから統計力学の骨組みを解説することが,他の分野との違いをはっきりと浮き上がらせることになり,一見遠回りのようでも,初学者にとっては理解の早道ではないかと思われるからである.
 「物理学講義」シリーズの掉尾を飾るに相応しい,松下先生渾身の一冊.

 【主要目次】1.サイコロの確率・統計 2.多粒子系の状態 3.熱平衡系の統計 4.統計力学の一般的な方法 5.統計力学の簡単な応用 6.量子統計力学入門 7.相転移の統計力学入門

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シリーズ・生命の神秘と不思議  昆虫たちのすごい筋肉 −1秒に1000回羽ばたく虫もいる−  

高輝度光科学研究センター  岩本裕之 著

四六判/184頁/定価1512円(本体1400円+税8%)/2019年7月発行
ISBN 978-4-7853-5128-1

 昆虫の中でも,小型の蚊には1秒間に1000回も羽ばたけるものがいます.なぜこれほど速く羽ばたけるのでしょうか.その秘密は,昆虫のもつ特殊な筋肉にあります.
 本書では,まず,筋肉がどのような構造をもっているのか,どのようにして力を出すのかという基本的な話から始めて,人間の筋肉と昆虫の筋肉の共通点,相違点を明らかにします.そのうえで,さまざまな実例を織り交ぜ,高機能な昆虫の筋肉の秘密をやさしく解説し,昆虫たちのもつ優れた能力に迫ります.

 【主要目次】 1.昆虫はすごい能力の持ち主だ 2.まずは人間の筋肉を知る 3.筋肉をつくっているタンパク質とは 4.骨格筋は,どうやって縮んだり緩んだりするか? 5.昆虫の筋肉は全部横紋筋だ 6.高機能の羽ばたきの秘密 7.X線で非同期型飛翔筋の構造を調べる 8.羽ばたき中の飛翔筋内の分子の動きを探る 9.昆虫の筋肉は体温調節にも使われる 10.昆虫の筋肉は鳴くためにも使われる 11.アリ −小さな体に秘められたパワー−

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 2019年 6月の新刊

数学基礎論序説 −数の体系への論理的アプローチ−  

東北大学教授  田中一之 著

A5判/388頁/定価5832円(本体5400円+税8%)/2019年6月発行
ISBN 978-4-7853-1575-7

 意味と形式の織り成す世界へ――.
 数学基礎論の入門から最先端までを,大胆な構成と精緻な記述で探る.21世紀の数学基礎論を切り開く力作.
 「第1部 数理論理学入門」では,数学基礎論の基本ツールとなる数理論理学を初学者に向けて丁寧に解説.1階論理のエッセンスをゲーデルの完全性定理を中心に学ぶ.「第2部 自然数と実数の形式体系」は数学基礎論の入門編で,自然数論に関するゲーデルの不完全性定理や,実数論に関するタルスキの完全性など,1970年頃まで(「逆数学」誕生以前)の数学基礎論を展望する.「第3部 2階算術と逆数学」では,数学基礎論の新しいプログラム「逆数学」とその周辺に焦点を当て,数学の基礎に対するロジックのさまざまな分析法を案内する.古典的な結果とともに,ラムジーの定理,無限ゲーム,超準モデルなどに関する最近の話題を紹介.とくに代数学の基本定理の超準的証明を完全収録した.

 【主要目次】 序章 数学基礎論の考え方 第1部 数理論理学入門 1.等式理論 2.1階論理 3.モデルの理論 第2部 自然数と実数の形式体系 4.1階算術と不完全性定理 5.1階算術の超準モデル 6.実閉体の完全性と決定可能性 第3部 2階算術と逆数学 7.実数論と逆数学 8.2階算術と超準的方法

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物性科学入門シリーズ  電気伝導入門  

東京大学教授  前田京剛 著

A5判/216頁/定価3672円(本体3400円+税8%)/2019年6月発行
ISBN 978-4-7853-2923-5

 半導体や超伝導といった,一般の人にも比較的知られているキーワードに代表されるように,電気伝導は物性物理学の中で最も派手なアウトプットを有していると同時に,それらの各分野を横断的に横糸で繋ぐ分野でもある.そのため,電気伝導を理解することは,物理学の様々な知識・考え方の集大成のようなものであり,またそこから,種々の新しい概念が生まれたりもしている.したがって,電気伝導についてひと通り学ぶことによって,物性物理学の歴史,そして,現代物性物理学の世界の入口を俯瞰することができるであろう.
 本書は,オームの法則,半導体,超伝導,量子ホール効果などに加え,非常に注目を浴びていながらも,まだ類書の少ないトポロジカル絶縁体までを,電気伝導という視点で解説した入門書である.

 【主要目次】 1.物質の電気伝導とオームの法則 2.オームの法則の微視的理解(1) 3.オームの法則の微視的理解(2) 4.素励起と分散 5.乱れと電気伝導 6.電子相関と電気伝導 7.雑音 8.電気伝導に関する発展的な話題

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 2019年 5月の新刊

化学の指針シリーズ  触媒化学  

東京大学名誉教授  岩澤康裕・
東京大学教授    小林 修・
東北大学教授    冨重圭一・
早稲田大学教授   関根 泰・
徳島大学講師    上野雅晴・
名古屋大学教授   唯 美津木 共著

A5判/256頁/定価2808円(本体2600円+税8%)/2019年5月発行
ISBN 978-4-7853-3228-0

 地球環境問題,エネルギー問題など,人類が直面する数々の課題を克服し持続可能な社会を構築するためには,触媒化学のさらなる進展が必要不可欠である.基礎化学から工業化学まで,多様な分野でその最前線をリードする著者らが,不均一系触媒と均一系触媒の基礎と応用の多岐にわたる内容を適切に解説し,現在の到達点と将来の展望を活写した.
 大学学部生の教科書としてだけでなく,大学院生や関連他分野の研究者の参考書としても好個の一冊である.

 【主要目次】 1.触媒化学の基礎 2.固体触媒の化学 3.均一系触媒の化学 4.種々の触媒プロセス 5.環境・エネルギー触媒

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しっかり学ぶ 化学熱力学 −エントロピーはなぜ増えるのか−  

横浜国立大学特任教員(教授) 石原顕光 著

A5判/228頁/定価2808円(本体2600円+税8%)/2019年5月発行
ISBN 978-4-7853-3516-8

 化学熱力学の教科書を読んでも,講義を受けても,きちんと理解できたような気がしない,でも“どこがわからない”のかもわからない.そんな悩める読者のために,化学熱力学について長年考え続けてきた著者が,自らの探究過程をたどりながら“どこが理解しづらいのか”“どこでつまずきがちなのか”を示し,現場で使いこなすための化学熱力学を懇切ていねいに解説した,ユニークなテキスト.

 【主要目次】 1.エネルギー 2.熱力学第一法則 3.熱力学第二法則 4.エントロピーをどのように理解するか 5.エンタルピー 6.ギブズエネルギーと化学平衡 7.化学熱力学を使いこなす

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 2019年 4月の新刊

植物生理学 −生化学反応を中心に−  

お茶の水女子大学教授  加藤美砂子 著

B5判/192頁/2色刷/定価2916円(本体2700円+税8%)/2019年4月発行
ISBN 978-4-7853-5239-4

 植物生理学は最近,ますます面白くなってきた.なぜならば,科学技術の進歩により,植物生理学の研究にもゲノム解析を初めとする新しい手法が怒濤のように押し寄せ,分子レベルでの新しい発見が相次いでいるからである.
 本書は植物が生きていくためのしくみを知るという植物生理学の本質を,多数の図を示しながら,大学の初学者向けにわかりやすく解説したものである.さらに植物生理学の研究の先には何があるのか,研究の社会実装という観点から,バイオテクノロジーの技術や藻類を用いた有用物質生産についても紹介した.

 【主要目次】 1.植物生理学を学ぶための基礎知識 2.植物の細胞 3.光合成 4.呼吸 5.糖質の代謝 6.脂質の代謝 7.無機栄養の代謝 8.二次代謝 9.代謝産物の輸送 10.植物ホルモン 11.成長の調節 12.植物生理学は未来を拓く:バイオテクノロジー

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 2019年 3月の新刊

入門 生化学  

東京大学教授  佐藤 健 著

B5判/164頁/2色刷/定価2592円(本体2400円+税8%)/2019年3月発行
ISBN 978-4-7853-5238-7

 生化学の知識を必要とする生命科学分野はきわめて広く,分子生物学,細胞生物学などの基礎分野だけでなく,医学,薬学,農学から環境学までがその対象として含まれ,応用範囲の広い実学でもある.
 現代社会においても,遺伝子組換え,DNA鑑定,iPS細胞,クローン,ゲノム編集などの言葉が飛び交い,もはや生命科学は特殊な分野の特殊な人たちだけのものではなくなったといえる.
 本書は,このような生化学という学問に触れるために,これだけはぜひ押さえておいていただきたいと思われる内容をまとめたものである.本書では,高等学校程度の化学を理解していることを前提とし,生物学の知識がなくても内容を十分に理解することができるよう留意した.大学や専門学校で学ぶ生化学の入門書としてお薦めする.

 【主要目次】 1.生命をつくる細胞 2.細胞をつくる物質 3.遺伝情報の複製と発現 4.生体膜の構造 5.代謝 6.酵素反応速度論 7.生体高分子の調製と分析方法

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Introduction to Calculus in English[Print-on-Demand]
−英語で学ぶ微分積分学−[POD版]  

※本書は,POD版(オンデマンド版)および電子書籍のみの発売になります※

九州大学准教授  ヤン・ブレジナ,
東京工業大学教授  柳田英二 共著

B5判/286頁/定価4104円(本体3800円+税8%)/POD版 2019年3月発行
ISBN 978-4-7853-0641-0

 微分積分学を英語で学びたい人のための教科書.“標準的な”日本の教科書の“アメリカ”英語版であり,キーワード,定義,定理の日本語訳が簡単に参照できるようになっている.将来,研究者になること,あるいは海外留学を考えている学生にとっては,最初の一冊として最適だろう.
 本書は大きく二つの部分からなる.第I部は“計算”の部分で,これは1変数関数に対する“高校”の微分積分の復習に加え,多変数の微分積分をすぐに使えるようになることに焦点を合わせた.つまり,多変数関数を微分し積分するための“技術”を提供する.第II部は“理論”の部分で,第I部で“明らか”として扱ったすべての基本的な問いに対して,厳密な数学的説明を与える.つまり,極限,微分,積分とは“本当は”どのようなものであるかを示す.

 【主要目次】 Part I Elementary Calculus 1.Calculus in a single variable 2.Differential calculus in several variables 3.Integral calculus in several variables Part II Foundation of Analysis 4.Sets, points and real numbers 5.Limit and continuity 6.Differentiation 7.Series

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 2019年 2月の新刊

入門複素関数  

東京工業大学准教授  川平友規 著

A5判/240頁/2色刷/定価2592円(本体2400円+税8%)/2019年2月発行
ISBN 978-4-7853-1579-5

 実数の微分積分学から,複素数の微分積分学へ.類似と相違をつねに意識し,理解と記憶をサポート.既知の概念(指数関数,微分係数,定積分…)が複素数に拡張されていく様子が,豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる.
 大学の教程で標準的な「留数定理」と「実関数の積分への応用」,発展的な「ルーシェの定理」まで,デリケートな「一様収束」や「べき級数」の一般論(これらは付録で扱う)は避けながら,理論的に自己完結するスタイルも新しい.

◆本書の特徴◆
 ◎ ギャップの少ない丁寧な計算,丁寧な論証.「読者に甘えない」記述を心がけた.
 ◎ 重要な式やポイントが目に飛び込む,見やすい紙面を追求した.
 ◎ 読者の視覚と直観に訴える,オリジナルの図を多数掲載した.
 ◎ 約40ページにおよぶ付録では,$\varepsilon$ - $\delta$ 論法を用いた「一様収束」および「べき級数」の一般論を展開した.理論に興味のある読者にも参照しやすい.

 【主要目次】 1.複素数と指数関数 2.複素関数の微分 3.複素線積分 4.留数定理 5.正則関数の諸性質 付録A:微分積分学の重要事項 付録B:$\varepsilon$ - $\delta$ 論法による複素関数論 付録C:べき級数と正則関数の局所理論

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 2018年 11月の新刊

理工系の数理 確率・統計  

熊本大学准教授  岩佐 学・
武蔵野大学教授  薩摩順吉・
大阪府立大学准教授  林 利治 共著

A5判/256頁/定価2700円(本体2500円+税8%)/2018年11月発行
ISBN 978-4-7853-1574-0

 将来数学を使う可能性のある読者の方々に向けて,数学を専門とする立場の者と数学を応用する立場の者が協同して,数学的正確さと応用を意識した内容を盛り込んだシリーズの1冊.大学1〜2年生が予備知識なしに,確率の基礎理論とさまざまな統計手法を身につけられる入門書である.
 「確率・統計」「初等統計」「数理統計学」に興味のあるすべての方に手にとっていただければ幸いである.

◆本書の特徴◆
 ◎ データハンドリングや確率の基本概念を解説したのちに,さまざまな統計手法を紹介するとともに,それらの使い方を丁寧に説明した.
 ◎ 推定・検定のポイントを把握するため,7ページにわたる「区間推定,検定にかかわる重要事項のまとめ」を冒頭に設けた.1つの章を読み終えたときなどに,このまとめを活用して,ふり返りができるようになっている.
 ◎ 手を動かして例題や問題を解いていけば,背後にある理論の理解に自然と結びつくような構成をとった.なお,一部の例題には書き込み用の空欄を設け,適切な数値や式を確認しながら読み進められるように工夫した.

 【主要目次】 1.データハンドリング 2.確率とその性質 3.離散型確率変数と確率分布 4.連続型確率変数と確率分布 5.母集団とサンプル 6.推定と検定 7.母平均,母分散,母比率の推定と検定 8.いろいろな検定 9.最小2乗法と回帰直線

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応用解析概論  

神戸大学教授  桑村雅隆 著

A5判/304頁/定価3240円(本体3000円+税8%)/2018年11月発行
ISBN 978-4-7853-1580-1

 本書は,数学を専門としない理工系の学生が限られた時間のなかで,応用上役に立つと思われる解析学の基本的な概念や手法を習得することを目的に編まれた.
 必要とされる予備知識は微分積分と線形代数にとどめ,常微分方程式,ベクトル解析,複素関数,フーリエ解析とラプラス変換,偏微分方程式といったテーマについて各章50ページ程度にまとめた.
 それぞれの章は基本的に独立しており,どこからでも読み始めることができる.また記述においては,数学的な技術を要する証明は割愛し,直観にもとづく議論や具体的な計算を通した説明を中心にした.

 【主要目次】1.常微分方程式 2.ベクトル解析 3.複素関数 4.フーリエ解析とラプラス変換 5.偏微分方程式 付録:微分積分と線形代数の復習 問題の略解とヒント

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ここからスタート 物理学  

代々木ゼミナール  為近和彦 著

B5判/168頁/2色刷/定価2268円(本体2100円+税8%)/2018年11月発行
ISBN 978-4-7853-2264-9

 主に高校物理未履修の学生に対して,微分積分を使わずに,わかりやすく学べるよう丁寧に解説した教科書.
 半期の講義に収まるよう章立てを15に分け,かつ,すべての章を3つのセクションに分けて解説することで,講義の担当者にとって使いやすい構成とした.また,重要な公式については,その直下に公式の意味を言葉で表すことで,読者の理解が深まるように工夫した.

 【主要目次】 1.力学(1) −運動の表し方− 2.力学(2) −力と力の関係式− 3.力学(3) −仕事とエネルギー− 4.力学(4) −力積と運動量保存則− 5.力学(5) −等速円運動と単振動− 6.波動学(1) −波の表し方− 7.波動学(2) −音波− 8.波動学(3) −光波− 9.電磁気学(1) −電場と位置− 10.電磁気学(2) −回路の解析− 11.電磁気学(3) −磁場と電磁誘導− 12.熱力学(1) −状態方程式と分子運動論− 13.熱力学(2) −第1法則と状態変化− 14.原子物理学(1) −粒子性と波動性− 15.原子物理学(2) −X線と原子核反応−

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スタンダード 分析化学  

群馬大学教授  角田欣一・
東京薬科大学教授  梅村知也・
神戸大学准教授  堀田弘樹 共著

B5判/298頁/定価3456円(本体3200円+税8%)/2018年11月発行
ISBN 978-4-7853-3515-1

 基礎分析化学と機器分析法をバランスよく配した教科書.「I 分析化学の基礎」「II 化学平衡と化学分析」「III 機器分析法」の三部構成となっており,I部とII部で分析化学の基礎を簡潔かつわかりやすく説き,III部では現代における主要な機器分析法を幅広く解説している.
 学部で学ぶ分析化学を一通り身につけることができるだけでなく,最新機器分析の動向にも充分配慮されており,大学院生の副読本としても利用できる一冊.

 【主要目次】 I 分析化学の基礎  1.分析化学序論 2.単位と濃度 3.分析値の取扱いとその信頼性 II 化学平衡と化学分析 4.水溶液の化学平衡 5.酸塩基平衡 6.酸塩基滴定 7.錯生成平衡とキレート滴定 8.酸化還元平衡と酸化還元滴定 9.沈殿平衡とその応用 10.分離と濃縮 III 機器分析法 11.機器分析概論 12.光と物質の相互作用 13.原子スペクトル分析法 14.分子スペクトル分析法 15.X線分析法と電子分光法 16.磁気共鳴分光法 17.質量分析法 18.電気化学分析法 19.クロマトグラフィーと電気泳動法

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 2018年 10月の新刊

データサイエンスの基礎 Rによる統計学独習  

関西学院大学教授  地道正行 著

B5判/256頁/定価3456円(本体3200円+税8%)/2018年10月発行
ISBN 978-4-7853-1578-8

 本書は,統計科学を専門とする著者が,データサイエンスの基礎となることを目指して,大学で学ぶ統計学の基礎をRを使いながら独習することを目的に執筆したものである.
 本書の大きな特徴は,全体をR自体を学ぶ部分,統計学の基礎を学ぶ部分,実際にRを使ってデータ解析と統計的推測について学ぶ部分の三部構成にすることで,学習者の「習得レベル」や「目的別」にRに関する事項を学べるようにしたことである.
 特に第V部では,統計的推測の3本柱である「推定」「検定」「回帰」について,実際にRを利用しながら体系的に学べるようになっている.
 「探索的データ解析」と今後ますます重要性が増すと考えられている「データの可視化」の観点も取り入れた本書で,ぜひ学んでいただきたい.

 【主要目次】 第I部 データ解析環境R 1.R入門 2.Rの基礎知識 3.Rへのデータの読み込み 4.グラフィック環境 5.Rにおける関数の定義 第II部 Rによる統計学の基礎 6.確率変数と確率分布 7.多変量確率変数と多変量確率分布 8.母集団分布と標本分布 第III部 Rによるデータ解析と統計的推測 9.データの要約と可視化 10.推定 11.検定 12.2標本問題 13.回帰分析

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理工系のリテラシー 物理学入門  

千葉工業大学准教授  轟木義一・
東京工業大学名誉教授  渡邊靖志 共著

B5判/256頁/2色刷/定価2916円(本体2700円+税8%)/2018年10月発行
ISBN 978-4-7853-2263-2

 理工系学部の1年生を対象とした,通年用の基礎物理学の教科書.
 高校物理を選択せずに大学に入学した読者がやさしく楽しく学べるよう,細心の注意を払ってわかりやすく解説した.一方で,上級学年で必要になる専門科目を意識して,古典物理学(力学・電磁気学・熱力学・波動・流体)だけでなく,現代物理学(相対性理論・量子論の初歩・放射線の初歩)も取り扱った.
 また,微分・積分・ベクトル演算などが苦手な読者のために,必要となった箇所でその都度解説することで,物理学を学びながら習得できるようにした.
 さらに,物理学が身近にあふれていること,また物理学の広がりを実感できるような例題・問題・章末問題を多数用意した.

 【主要目次】 1.物理学と世界 2.位置,速度,加速度 3.力と力の法則 4.運動の3法則と物体の運動 5.運動量とエネルギー 6.単振動と円運動 7.剛体のつり合いと運動 8.固体・液体・気体 9.熱学 10.熱力学第1法則 11.熱力学第2法則 12.波動 13.電場 14.電場に関するガウスの法則と電位 15.電流と抵抗 16.磁場 17.電磁誘導と電磁波 18.相対性理論 19.ミクロの世界の物理学析

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 2018年 9月の新刊

サイコロから学ぶ 確率論  

中央大学名誉教授  小林道正 著

A5判/224頁/定価2808円(本体2600円+税8%)/2018年9月発行
ISBN 978-4-7853-1577-1

 確率論は,偶然に起こる現象(偶然現象)における多数回の試行が基礎になっており,「偶然現象に現れる規則性を理論としてまとめたもの」である.そのため,公理系に基づく理論を学習しただけでは確率論を真に理解することはできず,多数回の試行を実際に行って,実験で確かめることがとても大切なのである.
 そこで本書は,一般的な確率論の本とは異なるアプローチで,定理の前に偶然現象の解説をし,「厳密な理論と証明」を示した後に,「実際の偶然現象での意味,実験結果との対応を考える問題」を挙げて,身の回りの確率現象を例にしながら理論的な定理の意味を解説するという工夫を行った.これによって,多くの理工系学生が確率論を学んでいる際に感じる「この定理はどういう意味なのか?」という疑問も少なくなり,見通し良く確率論を学ぶことができるであろう.

 【主要目次】 1.確率論の公理 2.確率変数とその性質 3.確率変数の期待値と分散 4.二項分布 5.大数の法則 6.中心極限定理 7.積率母関数 8.特性関数 9.確率過程入門

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専門課程 物理学実験(改訂版)  

日本大学教授  高野良紀・
日本大学教授  浅井朋彦・
サスカチュワン大学  B. Zulkoskey 編

A5判/392頁/定価4860円(本体4500円+税8%)/2018年9月発行
ISBN 978-4-7853-2260-1

 物理学科で学ぶ2年および3年次生を対象とした物理学実験の教科書の改訂版.
 旧版の『専門課程 物理学実験』と同様の編集方針によって,実験で必要となる原理の説明をできるだけ平易になるように心掛け,学生が実験に対して興味をもてるように実験テーマにまつわる歴史的な出来事を盛り込みながら,実験で必要となる原理を丁寧に解説した.また,実験において要となるような結果を図示することにより,実験の精度や実験値と理論値との違いに目が向くように配慮し,学生の科学英語の力を養うために2つの実験テーマについては英文にした.
 2018年発行の改訂版では,「コンピュータによる物理計測」など,とくに実験機器の進歩によりその内容が大きく変わったテーマを中心に,追加や修正を行った.

 【主要目次】 1.連成振動 2.熱伝導率 3.スターリングサイクル 4.液体・固体相転移 5.等電位線 6.ソレノイドとヘルムホルツコイルの作る磁場 7.電子の比電荷 8.黒体放射 9.原子のエネルギー準位 10.真空排気系のコンダクタンス 11.半導体の電気伝導率とホール係数 12.インピーダンスと伝送特性 13.LC 発振器 14.LCR 回路の過渡特性と周波数特性 15.トランジスター増幅回路 16.論理回路の基礎 17.レーザー光の偏光と回折 18.光ファイバーの伝送特性 19.熱の伝播 20.ファラデー効果 21.マイケルソン干渉計 22.線スペクトルとリュードベリ定数 23.X線回折 24.強磁性体のヒステリシス曲線 25.電気抵抗とキュリー温度 26.超伝導 27.核磁気共鳴 28.放射性物質の崩壊 29.The Photoelectric Effect 30.Interactions of Alphas and Gammas with Matter 31.コンピュータによる物理計測

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基礎分子遺伝学・ゲノム科学  

九州工業大学大学院教授  坂本順司 著

B5判/240頁/2色刷/定価3024円(本体2800円+税8%)/2018年9月発行
ISBN 978-4-7853-5237-0

 本書は,遺伝子研究の成果を,分子遺伝学の基礎からゲノム科学の応用まで,一貫した視点で解説した教科書である.これらの研究全体の蓄積は膨大なため,多くの大学カリキュラムではいくつもの科目に分割されている.この分割が避けがたい原因には,地味でウェットな大腸菌の遺伝学と派手でドライなヒトゲノム学との毛色の違いという問題もあり,両者の滑らかな接続はかなり困難な課題である.しかし,ほかにも多くの科目を同時に学ぶ必要のある今どきの学生や,知的好奇心は旺盛ながら忙しい現代人には,この課題を克服した教材が必要であろう.
 そこで本書では,遺伝子研究の基礎から展開までシームレスにまとめるため,下記の3つの工夫をし,理解の助けとした.
 1)第T部 基礎編と第U部 応用編を密な相互参照で結びつける.
 前半と後半で関連する箇所を相互に結びやすいよう,多数の参照をカッコで示した.そもそも基礎から応用までを一冊に収め,単著で一貫させたことも,滑らかな接続に寄与している.
 2)多数の「側注」で術語の意味・由来・変遷などを解説する.
 歴史的事情から,遺伝学には多義的な学術用語も少なくない.また,生命科学の他領域との関連も深く,脇道にそれてでも解説すべき用語がたくさんある.それらを「側注」の形にまとめ,本文の流れはスムースに保った.
 3)多彩な図表とイラストで視覚的な理解を助ける.
 DNA分子は小さく,遺伝子概念は抽象的なため,初学者にはわかりにくい落とし穴もたくさんある.多彩でしかも統一のとれた図表と,感覚的になじみやすいイラストや写真を多用し,その問題点の克服に努めた.

 【主要目次】 第T部 基礎編 分子遺伝学のセントラルドグマ 1.遺伝学の基礎概念 2.核酸の構造とゲノムの構成 3.複製:DNAの生合成 4.損傷の修復と変異 5.転写:RNAの生合成 6.翻訳:タンパク質の生合成 7.転写調節(基本を細菌で) 第U部 応用編 ヒトゲノム科学への展開  8.発現調節(ヒトなど動物への拡張) 9.発生とエピジェネティクス 10.RNAの多様な働き 11.動く遺伝因子とウイルス 12.ヒトゲノムの全体像 13.ゲノムの変容と進化 14.病気の遺伝的要因

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 2018年 8月の新刊

有機化学スタンダード  生物有機化学  

東京大学名誉教授 農学博士 北原 武・
東京農業大学教授 博士(農学) 石神 健・
東京農業大学准教授 博士(理学) 矢島 新 共著

B5判/192頁/2色刷/定価3024円(本体2800円+税8%)/2018年8月発行
ISBN 978-4-7853-3425-3

 生体を形づくる分子を有機化学の面からとらえ,その多様な物性と機能および代謝過程について,多数の構造式や反応経路を示しながらわかりやすく解説した教科書・参考書.
 主な生体分子(一次代謝産物)の基礎→一次代謝産物および二次代謝産物の生合成→応用分野の概観という構成で,煩雑になりがちな生体分子について整理・理解しやすい.章末の演習問題を通して理解度を確認しながら読み進むことができ,豊富なコラムや側注記事によって,生物有機化学の多彩な魅力に触れることができるだろう.

 【主要目次】 1.生物有機化学序論 2.炭水化物 3.脂肪酸と脂質 4.アミノ酸 5.ペプチド・タンパク質 6.酵素と反応 7.核酸 8.微量必須成分:ビタミン・ホルモン 9.光合成と糖代謝 10.一次代謝と生合成 11.二次代謝と生合成(1)−生合成経路による分類:イソプレノイドの生合成− 12.二次代謝と生合成(2)−生合成経路による分類:ポリケチド・フェニルプロパノイド・アルカロイドの生合成− 13.二次代謝と生合成(3)−生物活性物質の機能による分類− 14.バイオテクノロジーと分子認識・人工酵素

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 2018年 7月の新刊

シリーズ・生命の神秘と不思議  行動や性格の遺伝子を探す −マウスの行動遺伝学入門−  

国立遺伝学研究所准教授  小出 剛 著

四六判/188頁/定価1728円(本体1600円+税8%)/2018年7月発行
ISBN 978-4-7853-5127-4

 行動や性格と遺伝との関係に興味を持ったことがある人は多いと思います.人を観察していると,社交的であったり,とっつきにくかったり,物静かだったり,心配性だったりというように,それぞれ性格が異なることに気づきます.
 人において,行動や性格と遺伝子の関係を詳細に調べることは難しいものですが,マウスならそれができます.現在,マウスを用いて,社会行動や攻撃性,学習記憶,不安,人懐っこさなど,さまざまな行動に関わる遺伝子の詳細な機能を調べる研究が進められています.マウスの行動遺伝学は,近年のゲノム科学や神経科学,さらには行動解析技術の進歩とそれら分野間の融合により,今後さらに大きく進展することが期待されているのです.
 本書では,行動遺伝学の研究の歴史から,現在の最先端の知見までをご紹介します.

 【主要目次】 1.行動や性格と遺伝子との関係 2.マウスの生態と分布 3.実験動物としてのマウス 4.マウスの遺伝学 5.マウスを用いた行動遺伝学のあゆみ 6.遺伝子から行動へのアプローチ 7.遺伝子機能解析のための新たなツール 8.行動を比較するために 9.行動における量的形質の遺伝学 10.育種学と遺伝学の接点 11.遺伝子発現とマウスの行動 12.行動遺伝学の展望

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 2018年 6月の新刊

量子ウォーク −基礎と数理−  

日本大学助教  町田拓也 著

A5判/216頁/定価3672円(本体3400円+税8%)/2018年6月発行
ISBN 978-4-7853-1576-4

 量子コンピュータの基礎研究とともに発展してきた量子ウォーク.数学ではランダムウォークの量子版,量子物理学ではディラック方程式の時空間離散版と考えられる数理モデルである.
 本書では,具体的にいくつかの量子ウォークのモデルを取り上げ,フーリエ解析を用いて,その性質を数学の側面から説明する.
 図も用いることで丁寧に解説し,実際の理解にまで導くことを目標としている.

 【主要目次】 1.標準的な量子ウォーク 2.2周期時刻依存型量子ウォーク 3.3周期時刻依存型量子ウォーク 4.三状態量子ウォーク

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ゲノム編集の基本原理と応用 −ZFN,TALEN,CRISPR-Cas9−  

広島大学教授  山本 卓 著

A5判/176頁/4色刷/定価2808円(本体2600円+税8%)/2018年6月発行
ISBN 978-4-7853-5869-3

 2012年のCRISPR-Cas9 の開発によって,ゲノム編集はすべての研究者の技術となり,基礎から応用の幅広い分野における研究が競って進められている.
 本書は,ライフサイエンスの研究に興味をもつ学生をおもな対象に,ゲノム編集はどのような技術であるのか,その基本原理や改変方法について,できるだけ予備知識がなくとも理解できるように解説した.さらに,農林学・水産学・畜産学や医学など,さまざまな応用分野におけるこの技術の実例や可能性についても記載した.
 2016年末に刊行した『ゲノム編集入門』より全体的に難度を低くし,より多くの読者に興味をもってもらえるように配慮したつもりであるので,若い研究者がこの本によって,ゲノム編集技術を積極的に取り入れ,さまざまな分野で基礎研究と応用研究を意欲的に進めていくことの一助となれば幸いである.

 【主要目次】 1.ゲノム解析の基礎知識 2.ゲノム編集の基本原理:ゲノム編集ツール 3.DNA二本鎖切断(DSB)の修復経路を利用した遺伝子の改変 4.哺乳類培養細胞でのゲノム編集 5.様々な生物でのゲノム編集 6.ゲノム編集の発展技術 7.ゲノム編集の農水畜産分野での利用 8.ゲノム編集の医学分野での利用 9.ゲノム編集のオフターゲット作用とモザイク現象 10.ゲノム編集生物の取扱いとヒト生殖細胞・受精卵・胚でのゲノム編集

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 2018年 5月の新刊

法則がわかる 力 学  

東海大学教授  遠藤雅守 著

B5判/192頁/定価2376円(本体2200円+税8%)/2018年5月発行
ISBN 978-4-7853-2261-8

 大学初年級を対象とした力学の入門書である.
 本書の最大の特徴は,問題を解くことで力学の諸法則への理解を深める,という進め方にある.近頃は物理学が一種の暗記科目になってしまった,という著者の危機感が本書を生んだ.読み進めれば,公式の丸暗記では容易に解けない,ユニークな問題が豊富にあることに気づくだろう.これは,物理を理解しているかどうかを判断するには,問題を解かせるのが一番,という著者の信念に基づくものである.
 本書で学んだ皆さんが「物理学は暗記科目ではない」と納得してくだされば幸いである.

 【主要目次】 1.ニュートン力学の前に 2.運動の法則 3.さまざまな力と運動 4.仕事とエネルギー 5.力積と運動量 6.中心力による運動 7.振動運動 8.慣性力 9.質点系の運動 10.角運動量とトルク 11.剛体の回転運動

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有機化学スタンダード  有機反応・合成  

東京理科大学名誉教授  小林 進 著

B5判/192頁/2色刷/定価3024円(本体2800円+税8%)/2018年5月発行
ISBN 978-4-7853-3424-6

 「反応」と「合成」は車の両輪のようなものである.本書では,まず官能基ごとの反応機構を体系的に身につけ,そのうえで炭素骨格の構築法を,さらにはプロスタグランジン合成の実例を学ぶ.
 行き届いた解説や豊富な反応図によって有機反応・合成化学の魅力に触れ,また章末の演習問題を通して有機反応の“引き出し”を増やすことで,多彩な有機化合物の合成法を自らのものとすることができるだろう.

 【主要目次】 1.有機反応と合成 2.脂肪族炭化水素の反応 3.ベンゼンと芳香族炭化水素の反応(1)−求電子置換反応− 4.ベンゼンと芳香族炭化水素の反応(2)−その他の反応− 5.ハロゲン化アルキルの反応 6.アルコール・エポキシドの反応 7.アルデヒド・ケトンに対する求核付加反応 8.カルボン酸誘導体の反応 9.カルボニル化合物のα位での反応 10.カルボニル化合物の縮合反応 11.アミンの反応 12.転位反応 13.炭素骨格の形成(1)−炭素鎖の伸長− 14.炭素骨格の形成(2)−環状骨格の形成− 15.実際の合成例:プロスタグランジン

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 2018年 4月の新刊

花の分子発生遺伝学 −遺伝子のはたらきによる花の形づくり−  

東京大学教授   平野博之・
東京大学准教授  阿部光知 共著

A5判/224頁/4色刷/定価3564円(本体3300円+税8%)/2018年4月発行
ISBN 978-4-7853-5868-6

 「花はどのようなメカニズムで咲くのか」という昔からの疑問に対して,最新の知見を豊富な写真とカラー図版で紹介した入門書.
 シロイヌナズナやイネ,トウモロコシなどを例に挙げ,花の発生を制御する遺伝子のはたらきを,メリステム(分裂組織)の機能と密接に関連させながら丁寧に解説する.説明にあたっては,単なる発生学の知識や現在の理解を解説するだけではなく,その理解がどのような研究によってもたらされてきたのか,研究内容や歴史にまで踏み込むように心がけた.

 【主要目次】 1.植物の発生の概観 2.発生遺伝学的研究手法 3.メリステム − 幹細胞の維持と器官分化の場 4.花成制御の分子メカニズム 5.花器官アイデンティティーの決定 6.メリステムアイデンティティーと花と花序の発生機構 7.生殖器官の形態形成 8.多様な花の形態と遺伝子機能

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 2018年 3月の新刊

化学のちから −生命・環境・エネルギーの理解のために−  

東京工芸大学教授  岡野光俊 著

B5判/144頁/2色刷/定価2268円(本体2100円+税8%)/2018年3月発行
ISBN 978-4-7853-3514-4

 化学に初めて接する人に向けて書かれた入門教科書.化学に興味はあるもののどこから学び始めればよいか分からない方や,環境を守るために何か貢献したいと考えている方,化学とは縁遠かったけれど機会があれば学び直したいと思っている方も,本書を通して化学の楽しさ・おもしろさに触れ,身の回りのあらゆる場面で活躍する“化学のちから”を実感してほしい.
 全章末におかれた「発展学習」に取り組むことでさらに理解を深めることができ,「反転授業」の教材としても最適.

 【主要目次】 第1部 化学の基礎知識 1.物質の基本構造 2.分子が躍動する 3.反応が関わる現象 第2部 身の回りの化学物質 4.化学物質が活躍する −有機編− 5.化学物質が活躍する −無機編− 第3部 エネルギー・生命・環境 6.エネルギー 7.生命の化学 8.環境化学

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シリーズ・生命の神秘と不思議  進化には生体膜が必要だった −膜がもたらした生物進化の奇跡−  

東京大学教授  佐藤 健 著

四六判/192頁/定価1620円(本体1500円+税8%)/2018年3月発行
ISBN 978-4-7853-5126-7

 地球上のすべての生物をつくっている「生体膜」は,バクテリアからカビ,昆虫,植物,私たちヒトを含めた動物に至るまで,どんな生物もほとんど同じ分子構造(脂質二重層)をしています.そして,エネルギーの生産や物質の輸送,細胞の形態形成,情報の伝達など重要なポイントには必ずと言ってよいほど生体膜が深く関わっています.生体膜が今とまったく違った分子構造だったとしたら,高度な知能をもった生物に進化することなく,単純な単細胞生物のままだったかもしれません.
 前半では生体膜の構造と働きについて丁寧にわかりやすく解説し,後半では原核細胞から真核細胞,多細胞生物へと進化する道筋の仮説を新たな視点で紹介して,生物進化において生体膜の果たした役割の全体像をやさしく紐解きます.

 【主要目次】 1.生物と膜:そもそも定義に含まれている 2.生物をつくる生体膜:みんな同じものを使っている 3.生体膜の構造:この構造がすべてを決めた 4.生物を動かすエネルギー:それには膜が必要だった 5.原核細胞の進化:革命前夜 6.真核生物の誕生:革命のはじまり 7.物流システムの獲得:革命の立役者 8.細胞小器官獲得の不思議:それは絶妙なタイミングだったのか? 9.多細胞生物の出現:真核細胞だけが許された進化 10.真核細胞誕生の確率:それは「奇跡」の可能性さえある 11.生命の起源との関係:「ワールド仮説」との関係

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