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遺伝子科学 −ゲノム研究への扉−
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◆本書の特徴◆
● 本文はストーリーを容易に理解できるよう簡潔な記述を心がけた。 |
◎ 教科書採用の先生方に講義用の図表ファイルをご用意しました。
ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます。
◎ はじめに (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.遺伝子とは何か
2.情報の認識と伝達にかかわる立体構造と相補的結合
3.遺伝情報の複製機構
4.細胞周期
5.遺伝子と遺伝情報の転写
6.翻 訳
7.タンパク質の折りたたみと細胞内輸送
8.遺伝子の発現調節
9.DNA損傷の要因と修復機構
10.発生における遺伝子発現調節
11.細胞分化と細胞運命の多能性をもたらす遺伝子
はじめに (pdfファイル)
1.遺伝子とは何か
1.1 メンデルの法則
1.2 染色体
1.3 遺伝子の本体
2.情報の認識と伝達にかかわる立体構造と相補的結合
2.1 分子の形を決める基本要素
2.2 遺伝情報を担うDNAの構造
2.3 核とクロマチン
2.4 遺伝情報の認識にかかわるタンパク質の相補的結合
3.遺伝情報の複製機構
3.1 DNAポリメラーゼ
3.2 プライマー
3.3 複製フォークとDNA 2本鎖を巻き戻すヘリカーゼ
3.4 不連続的複製
3.5 DNAポリメラーゼの校正機能
3.6 DNAミスマッチ修復
3.7 DNAのねじれの解消
3.8 DNA複製の開始
3.9 クロマチンの再構築
3.10 テロメアの修復
3.11 発生の時期によって変わるDNA複製速度
4.細胞周期
4.1 細胞周期の過程
4.2 細胞周期チェックポイント
4.3 Cdkの活性化機構
4.4 G1チェックポイントを通過させるG1-サイクリンとG1/S-サイクリン
4.5 S期の開始・M期への進入とG1期への移行のしくみ
4.6 M期の終了とG1期細胞周期停止にかかわるAPC/C
4.7 中期チェックポイントの分子機構
4.8 DNA損傷のセンサー
5.遺伝子と遺伝情報の転写
5.1 遺伝子
5.2 転 写
5.3 転写後の修飾
6.翻 訳
6.1 アミノ酸を指定する遺伝暗号
6.2 コドンとアミノ酸
6.3 tRNAの構造
6.4 コドンとアンチコドンの相補的結合
6.5 アミノアシルtRNA合成酵素
6.6 リボソーム
6.7 ポリペプチド鎖の伸長反応
6.8 翻訳開始機構
6.9 翻訳終止機構
6.10 壊れたmRNAが翻訳されないしくみ
7.タンパク質の折りたたみと細胞内輸送
7.1 タンパク質の折りたたみ
7.2 シグナル配列
8.遺伝子の発現調節
8.1 シスエレメントと転写因子
8.2 大腸菌の転写調節
8.3 真核生物の転写開始にかかわる基本転写因子
8.4 真核生物の転写調節機構
8.5 ヌクレオソーム再構成による転写開始
8.6 ヌクレオソーム再構成による転写抑制
8.7 非コードRNAによる遺伝子発現調節
9.DNA損傷の要因と修復機構
9.1 自然突然変異
9.2 変異原
9.3 変異の影響
9.4 DNA修復機構
10.発生における遺伝子発現調節
10.1 細胞間相互作用による遺伝子発現調節
10.2 遺伝子調節ネットワーク
10.3 非対称細胞分裂と対称細胞分裂における細胞分化
10.4 モルフォゲンの濃度勾配による位置情報
10.5 転写調節の継続性を強化するしくみ
10.6 ゲノム編集
10.7 次世代シーケンサーの原理とその応用
11.細胞分化と細胞運命の多能性をもたらす遺伝子
11.1 哺乳類の細胞の多能性をもたらす遺伝子
11.2 ES細胞の作製法と再生医療への応用
11.3 iPS細胞の作出と再生医療への可能性
参考文献
索引 (pdfファイル)
赤坂 甲治
あかさか こうじ
1951年 東京都に生まれる。静岡大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学助手、広島大学助教授・教授、東京大学教授・三崎臨海実験所所長などを歴任。主な著書・訳書に『生物学』(共著、東京化学同人)、カーシュナー&ゲルハルト著『ダーウィンのジレンマを解く』(監訳、みすず書房)、Wilt&Hake著『ウィルト発生生物学』(監訳、東京化学同人)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しております)
新しい教養のための
生物学(改訂版)
新版 生物学と人間
進化生物学
遺伝子操作の基本原理
ゲノムサイエンスのための
遺伝子科学入門
コア講義 分子遺伝学
基礎分子遺伝学・
ゲノム科学
分子遺伝学入門
分子遺伝学
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