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『ワークブック ヒトの生物学』 内容見本


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献本へ ワークブック ヒトの生物学
Exercise Book on Human Biology

在庫マーク

東京都立大学名誉教授 理博 八杉貞雄 著

B5判/176頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2014年12月発行
ISBN 978-4-7853-5861-7  C3045

電子書籍

 大学、専門学校などで生物学の基礎を学ぶ方々が、生物学をよりよく理解できるように、問題を中心に編集した自習書。
 生物現象を理解し、自分なりのしっかりした考え方を身につけるには、基礎的な生物学の知識が必要である。そのためには、ただ教科書を読んで暗記するだけでなく、問題を自分で考えて解いてみる、さらにできるだけ文章にして書いてみる、という作業がもっとも効率的であろう。
 本書は、『ヒトを理解するための 生物学』に対応したワークブックであるが※、本書だけでも利用できるように、各章に「主な内容と重点項目」をつけた。まずはこの部分を熟読して、それぞれの章で何を学ぶべきかを十分理解してほしい。
 ついで問題があり、問題には解答、あるいは筆記問題については解答例をつけ、さらに参考として解説を付した。これによって読者は、生物学のいろいろな現象について、自分がどの程度理解しているかを判断できるはずである。
 普段の知識の整理に、試験の対策に、また生物学を楽しむために広くお薦めできる一冊。

※対応する『ヒトを理解するための 生物学』は2013年発行のものですが、主題の配列は現在発行中の「改訂版」と変わりません。


◆本書の特徴◆

 ・ ヒトを理解するための生物学の主な項目を網羅。
 ・ しっかり理解し、記憶することを助ける豊富な問題。
 ・ さらに勉強するための丁寧な解説。


サポート情報

教科書採用の先生方に講義用の図表ファイルをご用意しました。
  ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます。
まえがき   索引 (以上 pdfファイル)
正誤表 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.生物学とはどのような学問か
2.生命とはなにか,生物とはどのようなものか
3.細胞とはどのようなものか
4.体をつくる分子にはどのようなものがあるか
5.体の中で物質はどのように変化するか
6.遺伝子と遺伝はどのように関係しているか
7.ヒトの体はどのようにできているか
8.エネルギーはどのように獲得されるか
9.ヒトはどのように運動するか
10.体の恒常性はどのように維持されるか
11.ヒトは病原体とどのようにたたかうか
12.ヒトはどのように次の世代を残すか
13.ヒトはどのように進化してきたか
14.ヒトをとりまく環境はどのようになっているか
15.ヒトはどのような生き物か

詳細目次  →『ワークブック ヒトの生物学』 目次

まえがき (pdfファイル)

1.生物学とはどのような学問か
 1.1 生物学の扱う内容
 1.2 生物学とヒト
 1.3 生物学の方法
 1.4 生物学の歴史
 1章の解答・解説

2.生命とはなにか,生物とはどのようなものか
 2.1 生物の基本的な性質
 2.2 生物の階層性
 2.3 生物と生命
 2章の解答・解説

3.細胞とはどのようなものか
 3.1 細胞の大きさと構造
 3.2 細胞の内部構造
 3.3 細胞骨格と細胞分裂
 3章の解答・解説

4.体をつくる分子にはどのようなものがあるか
 4.1 水の重要性
 4.2 アミノ酸とタンパク質
 4.3 核酸と糖質
 4.4 脂質と微量成分
 4章の解答・解説

5.体の中で物質はどのように変化するか
 5.1 酵素の働きと性質
 5.2 グルコースからのエネルギーの獲得
 5.3 その他の栄養素と生体高分子の合成
 5章の解答・解説

6.遺伝子と遺伝はどのように関係しているか
 6.1 遺伝子の本体としてのDNA
 6.2 翻訳とタンパク質の行方
 6.3 DNAの複製と突然変異
 6.4 遺伝の法則
 6.5 遺伝子工学とヒトの遺伝子の改変
 6章の解答・解説

7.ヒトの体はどのようにできているか
 7.1 細胞と組織
 7.2 脊椎動物の組織
 7.3 生物における階層性
 7章の解答・解説

8.エネルギーはどのように獲得されるか
 8.1 酸素の取り込みと利用
 8.2 食物の利用とエネルギーの生産
 8章の解答・解説

9.ヒトはどのように運動するか
 9.1 感覚系
 9.2 神経系
 9.3 筋肉の収縮
 9.4 高次神経活動
 9章の解答・解説

10.体の恒常性はどのように維持されるか
 10.1 自律神経系
 10.2 ホルモン
 10.3 ホメオスタシスの実際
 10章の解答・解説

11.ヒトは病原体とどのようにたたかうか
 11.1 免疫とはどのようなことか
 11.2 免疫担当細胞とサイトカイン
 11.3 移植免疫と免疫に関わる病気
 11.4 病原体の種類と病気
 11章の解答・解説

12.ヒトはどのように次の世代を残すか
 12.1 ヒトのライフサイクル
 12.2 ヒトの生殖と初期発生
 12.3 器官形成と細胞分化
 12.4 出産と乳幼児期
 12章の解答・解説

13.ヒトはどのように進化してきたか
 13.1 生命の起原と初期の進化
 13.2 脊椎動物の進化
 13.3 ヒトの進化とヒトの特性,進化の自然選択説
 13章の解答・解説

14.ヒトをとりまく環境はどのようになっているか
 14.1 環境とニッチ
 14.2 食物連鎖と物質循環
 14.3 環境とヒトの関わり
 14章の解答・解説

15.ヒトはどのような生き物か
 15.1 脳の発達に基づく性質
 15.2 文化の進化
 15.3 ヒトの未来
 15章の解答・解説

参考書
索引 (pdfファイル)

著作者紹介

八杉 貞雄
やすぎ さだお 
1966年 東京大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程中退。東京大学助手、同 助教授、東京都立大学教授、首都大学東京教授(大学改組)、帝京平成大学教授、京都産業大学教授等を歴任。主な著書・訳書に『ベーシックマスター 発生生物学』(共著、オーム社)、『医学・薬学系のための基礎生物学』(共著、講談社)、『スター 生物学』(監訳、東京化学同人)などがある。

(情報は初版刊行時のものです)


姉妹書
『ヒトを理解するための 生物学(改訂版)』
ヒトを理解するための
生物学(改訂版)


『ヒトを理解するための 生物学』
ヒトを理解するための
生物学


この著作者の本
『動物の形態』
動物の形態


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