2012年 12月の新刊/11月の新刊/10月の新刊
2012年 9月の新刊
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2012年 12月の新刊
メディカル化学
−医歯薬系のための基礎化学−
齋藤勝裕・太田好次・山倉文幸・八代耕児・馬場 猛 共著
B5判/272頁/2色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2012年12月
ISBN978-4-7853-3091-0
医師・歯科医師,薬剤師等を目指す大学一年生のための通年用基礎化学教科書.初学者に向けた化学全般の平易な解説に加え,専門課程の有機化学・生化学につなぐための有機反応や有機物・生体分子の解説,医療現場で役立つ知識も豊富.
【主要目次】1.原子の構造と性質 2.化学結合と混成軌道 3.結合のイオン性と分子間力 4.配位結合と有機金属化合物 5.溶液の化学 6.酸・塩基と酸化・還元 7.反応速度と自由エネルギー 8.有機化合物の構造と種類 9.有機化合物の異性体 10.有機化学反応 11.脂質 −生体をつくる分子(1)− 12.糖質 −生体をつくる分子(2)− 13.アミノ酸とタンパク質 −生体をつくる分子(3)− 14.核酸 −生体をつくる分子(4)− 15.環境と化学
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2012年 11月の新刊
物理学講義 力学
松下 貢 著
A5判/236頁/2色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2012年11月
ISBN978-4-7853-2239-7
丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下先生執筆による力学の教科書・入門書.理工系学部の1年生向けの半期用教科書として,力学の本質が非常にわかりやすく解説されている.
また,学習者の理解を高めるために,各章の冒頭には学習目標を提示し,章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを学習者自身に確認してもらうためのポイントチェックのコーナーが用意されている.さらに,本文中の重要箇所については,ポイントであることを示す吹き出しが付いており,問題解答には,間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど,随所に工夫の見られる構成となっている.
【主要目次】1.物体の運動の表し方 2. 力とそのつり合い 3.質点の運動 4. 仕事とエネルギー 5. 運動量とその保存則 6. 角運動量 7. 円運動 8. 中心力場の中の質点の運動 9. 万有引力と惑星の運動 10. 剛体の運動
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工科系のための 解析力学
河辺哲次 著
A5判/216頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2012年11月
ISBN978-4-7853-2240-3
本書は,工科系の学生にとって役立つ『解析力学』を目指して書かれた教科書である.
従来の『解析力学』の本は,量子力学との繋がりを意識して書かれていることが多いが,工学部の解析力学では,量子力学への繋がりも大切であるが,解析力学を道具として使いこなし,如何に工学的な問題にアプローチするかということの方がより重視される.そこで本書は,1〜3章を解析力学の基礎知識の解説,4〜5章を具体的かつ基本的な工学的問題へのアプローチとしての演習とし,従来の本にないその構成が大きな特長となっている.
【主要目次】1.ニュートン力学と解析力学 2. ラグランジュ形式の基礎 3.ハミルトン形式の基礎 4.力学問題へのアプローチ 5. 振動問題へのアプローチ
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2012年 10月の新刊
量子力学選書
相対論的量子力学
川村嘉春 著
A5判/368頁/定価5060円(本体4600円+税10%)/2012年10月
ISBN978-4-7853-2510-7
「相対論的量子力学」とは「特殊相対性理論」と「量子力学」が融合された理論で,1928年に提案されたディラック方程式を基礎方程式とする.したがって,「特殊相対性理論」と「量子力学」を学んだ方が本書の主な対象であるが,これらに関する基本的な概念と知識を付録に記載したので,大学の下級生でも意欲のある学生ならば,自主学習や自主ゼミを通して読みこなせる構成になっている.
第 I 部では,相対論的量子力学の構造と特徴について学ぶ.具体的には,ディラック方程式を導出し,そのローレンツ変換性,解の性質,非相対論的極限,水素原子のエネルギー準位,負エネルギー解の解釈について考察する.
第 II 部では,相対論的量子力学の検証について学ぶ.具体的には,電子・陽電子などの荷電粒子と光子の絡んださまざまな過程(クーロンポテンシャルによる散乱,コンプトン散乱,電子・電子散乱,電子・陽電子散乱)に関する散乱断面積を導出し,高次の量子補正について考察する.
【主要目次】 第 I 部 相対論的量子力学の構造 1.ディラック方程式の導出 2.ディラック方程式のローレンツ共変性 3.γ行列に関する基本定理,カイラル表示 4.ディラック方程式の解 5.ディラック方程式の非相対論的極限 6.水素原子 7.空孔理論 第 II 部 相対論的量子力学の検証 8.伝搬理論 −非相対論的電子− 9.伝搬理論 −相対論的電子− 10.因果律,相対論的共変性 11.クーロン散乱 12.コンプトン散乱 13.電子・電子散乱と電子・陽電子散乱 14.高次補正 −その1− 15.高次補正 −その2− 付録(国際単位系/特殊相対性理論/量子力学/ポアンカレ群/スピノル解析/さまざまな時空におけるスピノル/正則化/表記法,公式集)
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演習でクリア
フレッシュマン有機化学
小林啓二 著
B5判/212頁/2色刷/定価3080円(本体2800円+税10%)/2012年10月
ISBN978-4-7853-3090-3
大学で初めて有機化学を学ぶ学生を対象に,分子構造論の初歩から基礎的な有機反応まで,最も重要な題材を精選し,じっくりと丁寧に解説した.ポイント・ポイントに織り込まれた数多くの演習問題に取り組むことによって,自らの到達度を確認しながら効率的に学習を進めることができる.巻末には演習問題の詳細な解答(および解説)もついて,講義テキストとしても自習書としても好適な一冊.
【主要目次】1.有機化合物の体系と種類/2.価電子と共有結合/3.混成軌道/4.立体配座と立体配置/5.結合の極性と共鳴/6.アルカンとシクロアルカン/7.アルケンとアルキン/8.ベンゼンの構造と芳香族炭化水素/9.鏡像異性体/10.ハロゲン化合物/11.アルコールとエーテル/12.芳香環に置換した官能基/13.カルボニル化合物/14.カルボン酸とその誘導体/15.アミンと窒素化合物
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2012年 9月の新刊
専門課程 物理学実験
高野良紀・植松英穂・浅井朋彦・B. Zulkoskey 編
A5判/372頁/定価4950円(本体4500円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-2238-0
物理学科で学ぶ2年および3年次生を対象とした物理学実験の教科書である.
姉妹書『理工系のための 物理学実験』と同様の編集方針によって,実験で必要となる原理の説明をできるだけ平易になるように心掛け,学生が実験に対して興味をもてるように実験テーマにまつわる歴史的な出来事を盛り込みながら,実験で必要となる原理を丁寧に解説する.
さらに,実験において要となるような結果を図示することにより,実験の精度や実験値と理論値との違いに目が向くように配慮した.
なお,学生の科学英語の力を養うために,2つの実験テーマについては英文にしている.
【主要目次】1.連成振動/2.熱伝導率/3.スターリングサイクル/4.液体・固体相転移/5.等電位線/6.ソレノイドとヘルムホルツコイルの作る磁場/7.電子の比電荷/8.黒体放射/9.原子のエネルギー準位/10.真空排気系のコンダクタンス/11.半導体の電気伝導率とホール係数/12.インピーダンスと伝送特性/13.LC発振器/14.LCR回路の過渡特性と周波数特性/15.トランジスター増幅回路/16.論理回路の基礎/17.レーザー光の偏光と回折/18.光ファイバーの伝送特性/19.熱の伝播/20.ファラデー効果/21.マイケルソン干渉計/22.線スペクトルとリュードベリ定数/23.X線回折/24.強磁性体のヒステリシス曲線/25.電気抵抗とキュリー温度/26.超伝導/27.核磁気共鳴/28.放射性物質の崩壊/29.The Photoelectric Effect/30.Interactions of Alphas and Gammas with Matter
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光化学
−光反応から光機能性まで−
杉森 彰・時田澄男 共著
A5判/242頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-3089-7
光化学の基礎(励起状態の化学)を十二分に踏まえつつも,光ディスクやルミネッセンス,ホログラフィー,レーザーなど,時代をリードする光化学の現状を鮮やかに描き出した基礎光化学の教科書・参考書.
「化学新シリーズ」の1冊として1998年に刊行された『光化学』をベースに,光物性・光機能性を大幅に加筆して編み直した.
【主要目次】1.光化学の広がり/2.光反応と熱反応との鮮やかな対比/3.励起状態/4.光化学反応の特質/5.光(誘起)電子移動/6.増感 −光化学における触媒−/7.官能基の光化学特性と光反応の型/8.光化学の実験的方法 I −光反応による物質の合成−/9.光化学の実験的方法 II −光化学反応機構の解明−/10.自然界における光化学現象/11.光化学の応用 −概念と合成−/12.光電効果とその応用/13.光記録と光通信/14.光の発生/15.発光と表示/16.光化学の位置づけと放射線化学・電気化学
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イラスト 基礎からわかる 生化学
−構造・酵素・代謝−
坂本順司 著
A5判/292頁/2色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-5854-9
難解になりがちな生化学を,かゆいところに手が届く説明で指南する入門書.目に見えずイメージがわきにくい生命分子を多数のイラストで表現し,色刷りの感覚的なさし絵で日常経験に結びつける.なじみにくい学術用語も,ことばの由来や相互関係からていねいに解説している.いのちのしくみを自習でマスターできる新タイプの教科書.
【主要目次】 第1部 構造編 1.糖質/2.脂質/3.タンパク質とアミノ酸/4.核酸とヌクレオチド 第2部 酵素編 5.酵素の性質と種類/6.酵素の速度論とエネルギー論/7.代謝系の全体像/8.ビタミンとミネラル 第3部 代謝編 9.糖質の代謝/10.好気的代謝の中心/11.脂質の代謝/12.アミノ酸の代謝/13.ヌクレオチドの代謝
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物理化学入門シリーズ
化学結合論
中田宗隆 著
A5判/190頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-3417-8
物理化学のみならず,無機化学・有機化学等すべての化学分野の基礎知識である化学結合を,量子論の基礎をふまえつつ,包括的かつ系統的に楽しく学べる快著.化学結合の全体像の美しさを知ることによって,化学の真髄にふれることができる.無機化合物・有機化合物の具体的な分子構造も系統的に扱っており,構造化学の教科書としても使える.
【主要目次】1.原子の構造と性質/2.原子軌道と電子配置/3.分子軌道と共有結合/4.異核二原子分子と電気双極子モーメント/5.混成軌道と分子の形/6.配位結合と金属錯体/7.有機化合物の単結合と異性体/8.π結合と共役二重結合/9.共有結合と巨大分子/10.イオン結合とイオン結晶/11.金属結合と金属結晶/12.水素結合と生体分子/13.疎水結合と界面活性剤/14.ファンデルワールス結合と分子結晶
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物理化学入門シリーズ
化学熱力学
原田義也 著
A5判/212頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-3418-5
初学者を対象に,化学熱力学の基礎を,原子・分子の概念も援用してわかりやすく丁寧に解説している.また,数式の導出過程も省略することなく詳しく記してあるので,式を一歩一歩たどることで,とかくわかりづらい化学熱力学の諸概念を,論理的に正確に理解することができる.数学を苦手とする読者のために,付録として数学および力学の初歩も収録した.
【主要目次】1.序章/2.気体/3.熱力学第1法則/4.熱化学/5.熱力学第2法則/6.エントロピー/7.自由エネルギー/8.開いた系/9.化学平衡/10.相平衡/11.溶液/12.電池/A.付録
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物理化学入門シリーズ
量子化学
大野公一 著
A5判/264頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2012年9月
ISBN978-4-7853-3419-2
量子論の誕生から最新の量子化学までを概観し,量子化学の基礎となる考え方や技法を,初学者を対象に丁寧に解説.根本的に重要でありながらあまり説明されてこなかった事項や,応用分野に役立つ事項を含めつつも題材を精選し,量子化学の最重要事項を学べるよう工夫されている.数学が苦手な読者のため,付録として数学・物理学の初歩も収録.
【主要目次】1.量子論の誕生/2.波動方程式/3.箱の中の粒子/4.振動と回転/5.水素原子/6.多電子原子/7.結合力と分子軌道/8.軌道間相互作用/9.分子軌道の組み立て/10.混成軌道と分子構造/11.配位結合と三中心結合/12.反応性と安定性/13.結合の組換えと反応の選択性/14.ポテンシャル表面と化学/A.付録
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2012年 5月の新刊
磁性学入門
白鳥紀一・近 桂一郎 共著
A5判/360頁/定価5170円(本体4700円+税10%)/2012年5月
ISBN978-4-7853-2919-8
出来上がった結果の羅列ではなく,基礎から出発して調べていく過程に重点を置き,はっきりとした物理的なイメージの形成を目標とした磁性学の教科書.読者としては大学院の初年級を中心に,電磁気学,量子力学,統計力学の初歩を学んだ人たちを想定しているが,必ずしもそれらを全てマスターしている必要はない.記述にあたっては,研究の起点であり,かつ得られた結論を吟味するよりどころである実験について,できるだけきちんと述べることを心がけた.
これから磁性の分野を学ぼうという方,この分野の研究を目指そうという方にぜひ読んでいただきたい.
【主要目次】0.磁性学の勉強を始める前に/1.序章 −自立した磁気モーメント−/2.結晶中の局在電子状態/3.格子の歪みと磁気異方性・磁歪/4.孤立した磁気モーメントの固有振動/5.スピン間相互作用と磁気秩序/6.整列したスピン系の励起状態/7.スピン系の統計力学/8.応用磁気学(マグネティクス)の基礎
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エントロピーから読み解く 生物学
−めぐりめぐむ わきあがる生命−
佐藤直樹 著
A5判/232頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2012年5月
ISBN978-4-7853-5853-2
本書は,大学生を主な対象として,専門的な前提知識なしに,生物や生命について,新たな観点から考えなおす題材を提供することを目的としている.副題の「めぐるcirculating」というのは,生命や人間社会の活動がサイクルをなしていることを指し,「めぐむcoupled」とは,それらのサイクルが,相互にエネルギーやものを供給しあっていることを示している.そして,無生物から,分子,細胞,個体,生態系,進化,あるいは人間社会などと,生命活動を構成する多数の階層のそれぞれにおいて,下の階層の勢いをもらって上位の階層が「わきあがるemergent」という「生命の勢い」の連鎖に思い至る.
本書は,こうした生命の基本的かつ統合的な理解を目指し,生命の理解の仕方や生命科学の教育に,新しい風を吹き込むことができると期待している.
【主要目次】1.「生命」と「もの」/2.めぐる生命のリズムとサイクル/3.細胞の中のめぐりめぐむ世界(1) 遺伝子・代謝・酵素/4.細胞の中のめぐりめぐむ世界(2) エネルギーと運動/5.サイクルと流れが織りなす発生と形態形成/6.体の中でめぐる循環系とシグナル伝達系/7.生態系:めぐりめぐむものと生き物/8.人間とともにめぐる生態系/9.世代をこえてつながる生命/10.地球と生命の共進化/11.生命の神秘から生命の秩序構造へ/12.部品からサイクルへ:生命秩序とエントロピー差/13.エントロピー差がめぐりめぐむ生命を生みだす/14.「不均一性」から考える生命世界と人間社会
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新・生命科学シリーズ
植物の系統と進化
伊藤元己 著
A5判/182頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2012年5月
ISBN978-4-7853-5852-5
現在,地球上でもっとも繁栄している植物群である被子植物へといたるまでに,植物は数々の進化的適応を獲得して多様化してきた.獲得されていった適応は,動物とは違った植物の生き方,すなわち独立栄養でおもに固着生活をするという生活戦略に深く関係している.
本書では,おもに陸上植物を扱い,植物へいたる進化の道筋をまず概観し,次に陸上植物における進化上重要なイノベーションについて詳しく見ていく.最後に陸上植物の各群の特徴を解説する.その際に意図したのは,分子系統学の研究で明らかになった系統関係から植物の進化を解説することである.
植物の進化はもちろん生物学全般に興味をもっている方に一読をお勧めする.
【主要目次】1.生物界と植物の系統/2.陸上植物の特徴/3.維管束植物の特徴/4.種子の起源と種子植物の特徴/5.被子植物の特徴と花の起源/6.被子植物の系統と進化/7.陸上植物の多様性と系統
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2012年 4月の新刊
遺伝子と性行動 −性差の生物学−
山元大輔 著
A5判/216頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2012年4月
ISBN978-4-7853-5851-8
行動遺伝学は,遺伝学の一部でもあり,行動学の一部でもあり,また神経科学の一部でもある.それは,個体の行動が,直接的には脳神経系によって生み出されるアウトプットであること,そして脳神経系の構造と機能の基本デザインが遺伝子によって与えられることに基づいている.
本書は,キイロショウジョウバエで急速に発展した行動遺伝学の特定の部分,つまり,性行動を対象に単一遺伝子の機能の発現という要素還元的な発想と手法で行われた研究にフォーカスを当て,研究の時間的流れに沿うかたちでこれまでの成果を紹介している.これから行動遺伝学を学ぶ学生から専門家まで幅広い読者層に楽しんで頂けることであろう.
【主要目次】1.ショウジョウバエ行動遺伝学の幕開け/2.分子レベルの行動遺伝学/3.行動の源を脳に探る/4.fruitless−同性愛突然変異体の登場/5.脳の性的二型の発見/6.脳の性差から行動の性差へ/7.脳と行動をコントロールする/8.ハエとヒトの遺伝子と脳と行動
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2012年 3月の復刊
代数学と幾何学 【復刊】
矢野健太郎 著
A5判/318頁/定価4180円(本体3800円+税10%)/1958年3月/復刊2012年3月
ISBN978-4-7853-1010-3
★矢野健太郎先生 生誕100年記念復刊★
長年,理工系の大学1年生に課せられている「線形代数」は,多くの大学で必修科目になっているが,今から40年ほど前に,「代数と幾何」という科目の取り扱い範囲と名称が変わったものである.線形代数に変わった後に,幾何学的素養の欠如が問題視されてきたこともあり,中等教育から幾何に対する見直しが図られているが,大学でのカリキュラムの見直しにどのようにつながるかはまだ判らない.
このため,問題提起の一つとして,かつて「代数と幾何」の標準的教科書として親しまれてきた本書を復刊することにした.
【主要目次】1.複素数/2.多項式と方程式/3.ベクトル/4.行列式/5.行列/6.平面上の点の位置/7.平面上の直線/8.空間の点の位置/9.空間内の直線と平面/10.円/11.2次曲線/12.2次曲面
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