11月の新刊(2008年)●理工系の数理 線形代数 永井敏隆・永井 敦 共著●微分積分入門 桑村雅隆 著 ●初歩の物理−力学・電磁気入門− 小野文久 著 ●基礎無機化学(改訂版) 一國雅巳 著 ●有機化学(三訂版) 小林啓二 著 10月の新刊(2008年)●ステップアップ 大学の総合化学 齋藤勝裕 著●ステップアップ 大学の分析化学 齋藤勝裕・藤原 学 共著 ●化学の指針シリーズ 分子構造解析 山口健太郎 著 ●コア講義 生物学 田村隆明 著 9月の新刊(2008年)●例と図で学べる 微分積分 水本久夫 著●基礎物理学選書 相対性理論 江沢 洋 著 ●化学の指針シリーズ 有機工業化学 井上祥平 著 8月の新刊(2008年)●人類進化論 山極寿一 著5月の新刊(2008年)●裳華房フィジックスライブラリー 物理学史 小山慶太 著●化学の指針シリーズ 有機反応機構 宍加納航治・西郷和彦 共著 ●微生物学 坂本順司 著 4月の新刊(2008年)●電子伝導の物理 田沼静一 著●バイオディバーシティ・シリーズ6 節足動物の多様性と系統 石川良輔 編 3月の新刊(2008年)●徹底的に微分積分がわかる 数学指南 志村史夫 著2月の新刊(2008年)●化学の指針シリーズ 生物有機化学 宍戸昌彦・大槻高史 共著●ポピュラー・サイエンス 細胞膜のしくみ 八幡義人 著 ●ポピュラー・サイエンス バイオインフォマティクス 舘野義男 著
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11月の新刊(2008年)理工系の数理 線形代数 永井敏隆・永井 敦 共著 A5判/260頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2008年11月 ISBN978-4-7853-1551-1 高校で行列を学んでこなかった学生でも無理なく学べるように,導入においては,2次,3次正方行列などの簡単な例を用いた.複素行列などの話題は,基本的性質に限定することで,本文中に含め,線形常微分方程式への応用の章も設けてある. 微分積分入門 桑村雅隆 著 A5判/280頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2008年11月 ISBN978-4-7853-1550-4 高校で数学Vを履修してこなかった理工系学生や,情報・農生命・教育系などで,理工系ほどの計算技術や知識を必要としない学科向けに,厳密な議論や込み入った計算を必要とする題材を避けた入門書. 初歩の物理 −力学・電磁気入門− 小野文久 著 A5判/130頁/2色刷/定価2090円(本体1900円+税10%)/2008年11月 ISBN978-4-7853-2231-1 高等学校で物理を学んでこなかった人でも親しみながら学習できることを目指した教科書である. 基礎物理の柱となる力学と電磁気の初歩的な内容に絞ってやさしく解説した.本文中にはひとくちメモやクイズ問題があり,各章の終わりには章末問題も用意した. 微積を使った大学の物理への初めの一歩として,ぜひ本書で学んでいただきたい. ※追加の演習問題を用意しました.直接プリントアウトして,ぜひご利用ください.(2009/4/28) → 補充問題 (pdfファイル) → 補充問題の解答 (pdfファイル) 基礎無機化学(改訂版) 一國雅巳 著 A5判/166頁/2色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2008年11月 ISBN978-4-7853-3077-4 基礎理論に重点をおいた平易かつ明快な解説により定評を得た教科書『化学新シリーズ 基礎無機化学』の改訂版. 無機化学の理解に必要な物理化学的事項の基礎も解説してあるので,特別な予備知識なしに読み進めることができる.また,カリキュラムによっては「一般化学」の教科書としても利用可能である.改訂によりコラムなどもアップデートされ,また2色刷りとなり,さらにわかりやすくなった.演習問題も増え,教科書としての使い勝手も増している. 有機化学(三訂版) 小林啓二 著 A5判/272頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2008年11月 ISBN978-4-7853-3079-8 精選された内容でありながら現代有機化学の基礎はもれなく体系的に学べる構成で好評を博した定番教科書『有機化学(改訂版)』を全面改訂. 多数の図,curly arrowを駆使した有機電子論の懇切ていねいな解説や詳しい問題解答はそのままに,2008年の改訂では新章「有機合成化学」が加わるとともに,2色刷となって有機反応の機構がさらにわかりやすくなった. 有機化学の入門書としてきわめて信頼度の高い一冊である. 10月の新刊(2008年)ステップアップ 大学の総合化学 齋藤勝裕 著 B5判/152頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/2008年10月 ISBN978-4-7853-3075-0 ジャビー規準で LET'S STEP UP! 課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→… というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に合わせて編集された一般化学の教科書. 各章冒頭にその章で学ぶことを明示し,また章末にはまとめと多数の演習問題を配して達成度を確認できるようになっている.随所におり込まれた「発展学習」課題に自ら取り組むことにより,化学に対する理解をさらに深めることができる.B5判2色刷. → シリーズ一覧(5巻) ステップアップ 大学の分析化学 齋藤勝裕 著・藤原 学 共著 B5判/154頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2008年10月 ISBN978-4-7853-3076-7 ジャビー規準で LET'S STEP UP! 課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→… というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に合わせて編集された教科書の分析化学編. 精選された内容,わかりやすい解説と多くの図によって,分析化学の基礎から機器分析のさわりまでを初学者が無理なく学べるよう配慮されている.B5判2色刷. → シリーズ一覧(5巻) 化学の指針シリーズ 分子構造解析 山口健太郎 著 A5判/166頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2008年10月 ISBN978-4-7853-3223-5 近年開発が進む大型分析機器である質量分析,X線解析およびNMR解析装置を中心に,先端の構造解析法を紹介.また,複雑化した分析や構造解析を効率的に行うためポストゲノム科学等の研究領域で注目されている連携機器分析について,開発の現状や将来の展望について解説する. コア講義 生物学 田村隆明 著 A5判/208頁/三色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2008年10月 ISBN978-4-7853-5218-9 生物学のエッセンスを網羅し,これからの生命科学や応用技術分野へとつなげる基礎力を養うための教科書.明快な文章と三色刷の図で,オーソドックスな生物学を個体レベル,ミクロ,そしてマクロの三面から幅広く解説.さらにそれらが現代の生命科学でどう発展しているのかを,随所に配置したコラムや発展学習でサポートする.各章末には演習問題と解答のヒントを用意した.生物学の基礎固めに最適の一冊. 9月の新刊(2008年)例と図で学べる 微分積分 水本久夫 著 A5判/270頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2008年9月 ISBN978-4-7853-1546-7 数学理論に深入りすることは避けつつ,微分や積分の計算手法が納得でき,計算が正しくできるようになることを目的にした理工系向きの入門書. 一般的に成り立つ式による説明展開を避け,数学をあまり得意としない読者のために,具体的な例からの導入と,理解を助ける図を多く用いた説明方針を採った. 基礎物理学選書27 相対性理論 江沢 洋 著 A5判/332頁/定価3960円(本体3600円+税10%)/2008年9月 ISBN978-4-7853-2139-0 シリーズ完結! 刊行以来多くの読者の方々に親しまれてきた,「基礎物理学選書」の最終巻である. 本書では主に特殊相対性理論について解説し,最初に相対論の全体像を眺めた後に,個々の詳細な解説に入るという構成となっている.読者を相対性理論の深い世界へと誘ってくれる待望の書である. 化学の指針シリーズ 有機工業化学 井上祥平 著 A5判/246頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2008年9月 ISBN978-4-7853-3222-8 大学の理工学部および高専の学生を対象とする教科書・参考書.合成物質の枚挙的な記述は避け,構造と活性相関,作用機構,合成法などよく知られた事例を挙げながら解説しているので,有機工業化学の本質を無理なく理解できる.有機工業化学製品の製造プロセスおよび製品自体と環境との関係についても論じている. 8月の新刊(2008年)人類進化論 −霊長類学からの展開− 山極寿一 著 A5 判/196頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/2008年8月 ISBN978-4-7853-5217-2 野生霊長類のフィールドワークの成果に基づいて,人類の進化史の解明を初めて試みた書物である.霊長類学によって人類の過去に遡り,現在の人間を見つめ直す視線を養い,その探究の楽しさを味わうことができるであろう. 5月の新刊(2008年)裳華房フィジックスライブラリー 物理学史 小山慶太 著 A5判/276頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2008年5月 ISBN978-4-7853-2230-4 本書は,ニュートン力学が誕生した17世紀末から,相対性理論や量子力学が確立され,それらに依拠した宇宙や物質,素粒子などの研究が展開されていく20世紀後半までの物理学の壮麗な体系とその多彩な歩みを,一般の方にも読める平易な文章で綴った待望の書である. 教養科目の教科書としても好適な本書によって,物理学史の妙味と面白さに触れながら,あらためて物理学への関心を深めて頂きたい. 化学の指針シリーズ 有機反応機構 加納航治・西郷和彦 共著 A5判/262頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2008年5月 ISBN978-4-7853-3221-1 有機反応論を通して有機化学をより深く学習するために書かれた教科書.反応機構別の章立てをとらず,反応試剤別に分類・章立てし,その反応機構を解説した点が本書の特色である.工夫された演習問題を多数配し,具体的な有機反応機構を学べるように配慮されている. 微生物学 −地球と健康を守る− 坂本順司 著 B5判/202頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2008年5月 ISBN978-4-7853-5216-5 ゲノム時代に大きな変貌を遂げた微生物学のための教科書.基礎編の第1部では,微生物を扱う幅広い分野を統一的にカバーする視点から,共通の性質や取り扱いを学ぶ.第2部分類編ではゲノム情報に基づく最新の分類体系を取り入れて,種ごとの多様な特徴を概観する.これらを土台として,応用編の第3部では医療や産業への応用といった技術分野を扱う.見やすい2色刷,豊富な解説付き. 4月の新刊(2008年)電子伝導の物理 田沼静一 著 A5判/160頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2008年4月 ISBN978-4-7853-2914-3 電子伝導は,物性物理の理解に欠かすことのできない非常に重要なテーマである.本書は,長年にわたってこの分野の研究をしてきた著者が,電子伝導系の大要についてそのエッセンスをまとめたものである. <主要目次>1電子近似/固体のエネルギーバンド/フェルミ面の種々相/半導体/磁気抵抗と磁気貫通/多体効果/電気伝導/電子系の相転移/メゾスコピック系の物理 バイオディバーシティ・シリーズ 6 節足動物の多様性と系統 石川良輔 編 A5判/516頁/定価6930円(本体6300円+税10%)/2008年4月 ISBN978-4-7853-5829-7 シリーズ完結! 生物多様性をテーマにした「バイオディバーシティ・シリーズ」の第6巻. シリーズ最終刊行巻となる本書では,生物界で一番の種数を誇り,多様な環境に棲息する節足動物を取り上げ,その特徴的な多様性を解説する. 第 I 部では研究の歴史や分子系統学の現状を,第 II 部では多様性と進化に関するいくつかの話題を紹介する. 第 III 部では各分類群(鋏角類,甲殻類,多足類,六脚類=広義の昆虫類)について,多数の図版を使ってその特徴を解説する.また化石節足動物の代表である三葉虫類についても項目を立てて紹介する. → 「まえがき」が読めます 3月の新刊(2008年)徹底的に微分積分がわかる 数学指南 志村史夫 著 A5判/200頁/2色刷/定価2200円(本体2000円+税10%)/2008年3月 ISBN978-4-7853-1549-8 高校課程の数学を未履修で入学したり理解度に自信のない学生のために,微分積分を学ぶ上で必要となる基礎知識と,微分積分の考え方の基本を丁寧に解説した入門書.単なる高校数学の要約や大学教科書と同じ網羅的内容・配列は避け,微分積分を理解する上で必要と思われる初歩的部分に絞り込み,高校課程の枠にとらわれることなく,納得させるために必要と思われる部分については高校と大学の垣根を取り払った. 教科書を読み進むときや受講中に,初歩的な部分でつまずいて先に進めなくなったり不必要な疑問で立ち往生することがなく,大学における微分積分の講義がスムーズに受けられるように配慮した. 2月の新刊(2008年)化学の指針シリーズ 生物有機化学 −ケミカルバイオロジーへの展開− 宍戸昌彦・大槻高史 共著 A5判/204頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/2008年2月 ISBN978-4-7853-3220-4 化学分野の新しいシリーズ「化学の指針シリーズ」 第3弾! 疾病の原因が分子レベルで解明されるようになり,生体内で機能する人工分子を創出する生物有機化学の分野が注目されている.本書は,化学の知識に基づいて分子レベルで生命機能を理解し,人工分子の有機化学について学ぶことを目標とする.細胞中における人工分子の化学反応や相互作用を解説し,診断,治療,創薬への応用を提案する. ポピュラー・サイエンス 284 細胞膜のしくみ −構造と機能− 八幡義人 著 四六判/216頁/定価1760円(本体1600円+税10%)/2008年2月 ISBN978-4-7853-8784-6 ヒトゲノム計画が終わりポストゲノムの時代に入ると,生体膜に関する研究は,再び膜性科学,膜物性学,膜生物学などへ戻ってきた.本書はこうした背景を顧みて,赤血球膜を中心にして生体膜の全体像について概観したものである.本書を読むことによって生体膜の広範な役割についての理解を深めることができるだろう. ポピュラー・サイエンス 285 バイオインフォマティクス −生命情報学を考える− 舘野義男 著 四六判/154頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2008年2月 ISBN978-4-7853-8785-3 昨今,多くの人々の口の端にのぼるバイオインフォマティクス(生命情報学).その定義はまだ統一されていないのが現状である.本書ではバイオインフォマティクスについて,進化学を学問的基盤において解説する.さらに,その理解の上で欠かせないDNAや遺伝子,分子進化学,そして生命情報のデータベースについても詳しく説明する.
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