裳華房のtwitterをフォローする


【裳華房】 2014年の刊行書籍

【2014年】
 →12月
 →11月
 →10月
 →9月
 →7月
 →5月
 →4月
 →2月
 →1月

2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年

【分野別】
科学一般
数学
物理学
化学
宇宙科学・天文学
地球科学・地学
生物科学
物質工学
機械・金属工学
電気・電子工学
化学工業
環境科学
生活科学・家政学
医学・薬学
農学
分野別一覧
書名五十音別
ISBN順一覧
シリーズ一覧

復刊書籍一覧
復刊リクエスト

書評掲載本
目録請求

 

 2014年 12月の新刊


ワークブック
ヒトの生物学

八杉貞雄 著

 2014年 11月の新刊


大学初年級でマスターしたい
物理と工学の
ベーシック数学

河辺哲次 著

経済・経営のための
数学教室

小林道正 著

物理学講義
電磁気学

松下 貢 著

場の量子論
−不変性と自由場を中心にして−

坂本眞人 著

生命系のための
有機化学 I

齋藤勝裕 著

コア講義
分子遺伝学

田村隆明 著

 2014年 10月の新刊/9月の新刊


理工系の数理
数値計算

柳田・中木・三村 共著

相対論の世界
橋本正章・荒井賢三 共著

シリサイド系半導体の
科学と技術

前田佳均 編著
   
視覚と照明
入倉 隆 著

ワークブックで学ぶ
ヒトの生化学

坂本順司 著

フリーソフトで作る
バーチャルスライドと
3Dモデルの作成法

駒崎伸二 著

 2014年 7月の新刊/5月の新刊


しくみと原理で解き明かす
植物生理学

佐藤直樹 著

動物行動の分子生物学
久保・奥山・上川内・竹内 共著
   
環境分析化学
中村栄子 ほか共著

窒素固定の科学
干鯛眞信 著

 2014年 4月の新刊/2月の新刊/1月の新刊


少しはやる気がある人のための
自学自修用
有機化学問題集

粟野一志・瀬川 透 共編

ベーシック生物学
武村政春 著
   
最新の有機化学
演習

東郷秀雄 著

イチョウの自然誌と
文化史

長田敏行 著
   
結晶化学
大橋裕二 著


2022年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2021年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2020年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2019年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2018年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2017年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2016年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2015年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2014年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2013年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2012年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2011年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2010年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2009年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2008年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2007年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2006年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2005年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2004年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2003年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2002年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2001年以前の刊行書籍は,裳華房 図書目録よりお探しください.



 2014年 12月の新刊

ワークブック ヒトの生物学

八杉貞雄 著

B5判/178頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2014年12月発行
ISBN978-4-7853-5861-7

 大学,専門学校などで生物学の基礎を学ぶ方々が,生物学をよりよく理解できるように,問題を中心に編集した自習書.2013年に刊行した『ヒトを理解するための 生物学』をテキストとしているが,本書だけでも利用できるように,各章に「主な内容と重点項目」をつけた.問題には解答,あるいは筆記問題については解答例をつけ,さらに参考として解説を付した.

 【本書の特徴】
・ヒトを理解するための生物学の主な項目を網羅.
・しっかり理解し,記憶することを助ける豊富な問題を収録.
・さらに勉強するための丁寧な解説.

 【主要目次】1.生物学とはどのような学問か 2.生命とはなにか,生物とはどのようなものか 3.細胞とはどのようなものか 4.体をつくる分子にはどのようなものがあるか 5.体の中で物質はどのように変化するか 6.遺伝子と遺伝はどのように関係しているか 7.ヒトの体はどのようにできているか 8.エネルギーはどのように獲得されるか 9.ヒトはどのように運動するか 10.体の恒常性はどのように維持されるか 11.ヒトは病原体とどのようにたたかうか 12.ヒトはどのように次の世代を残すか 13.ヒトはどのように進化してきたか 14.ヒトをとりまく環境はどのようになっているか 15.ヒトはどのような生き物か


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 11月の新刊

大学初年級でマスターしたい
物理と工学の ベーシック数学

河辺哲次 著

A5判/284頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-1562-7

 本書は,大学の理工系学部で主に物理と工学分野の学習に必要な基礎数学の中で,特に1,2年生のうちに,ぜひマスターしておいてほしいものを扱った,従来にない新しい試みのテキストである.そのため,学生がなるべく手を動かして修得できるように,具体的な計算に取り組む問題を豊富に盛り込んでいる.

 【本書の特徴】
・高等学校で学ぶ数学の中で,物理や工学分野の数学ツールとして活用できる項目を厳選した.
・大学で学ぶ数学との関連を重視しながら,具体的な問題に数学ツールを適用する方法を直観的にわかるように図や例題を豊富に取り入れた.
・学習者へのコメントや理解を促すためのヒントなどを「ひとくちメモ」として入れた.

 【主要目次】1.高等学校で学んだ数学の復習 ―活用できるツールは何でも使おう― 2.ベクトル ―現象をデッサンするツール― 3.微分 ―ローカルな変化をみる顕微鏡― 4.積分 ―グローバルな情報をみる望遠鏡― 5.微分方程式 ―数学モデルをつくるツール― 6.2階常微分方程式 ―振動現象を表現するツール― 7.偏微分方程式 ―時空現象を表現するツール― 8.行列 ―情報を整理・分析するツール― 9.ベクトル解析 ―ベクトル場の現象を解析するツール― 10.フーリエ級数・フーリエ積分・フーリエ変換 ―周期的な現象を分析するツール―


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


経済・経営のための 数学教室
−経済数学入門−

小林道正 著

A5判/240頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-1561-0

 40年近くにわたって経済学部で数学を教えてきた経験を活かし,数や量の変化を解析する「微分積分」と,たくさんの量を同時に扱う「線形代数」の基礎知識に焦点を絞り,経済・経営の分野の方々のためにわかりやすく解説した.
 本書の大きな特徴として,基本的な事項を具体的な問題で丁寧に解説した後,その理解を深めてもらうために,「純粋に数学の問題」と「経済・経営の分野として考える問題」をセットにして配置した.それによって,本書に出てくる数学が経済・経営の分野とどのように繋がりがあるのか,またその数学をどのように使えばよいのかを理解することができるであろう.
 とかく挫折しがちな数学の学習に対してモチベーションを維持しつつ学習を進められるように配慮された初学者向きの入門書.

 【主要目次】0.プロローグ ―経済・経営と数学― 第I部 微分積分と経済・経営 1.量の変化を調べる ―関数と微分― 2.複数の量の変化を調べる ―多変数関数― 第II部 線形代数と経済・経営 3.複数量を同時に扱う手法 ―ベクトル量とベクトル― 4.表から行列へ ―行列と線形変換― 5.大きさの違いを表す数 ―行列式― 6.複数の未知量を求める ―連立方程式とその解法― 7.行列における逆数 ―逆行列― 8.ベクトル計算の効率化 ―基底― 9.行列とベクトルの応用 ―固有値・固有ベクトルと対角化―


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


物理学講義 電磁気学

松下 貢 著

A5判/260頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-2246-5

 丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下貢先生ご執筆による電磁気学の教科書・入門書.
 学習目標の提示や学習者自身が確認できるポイントチェックのコーナー,フィードバックを示した問題解答など,姉妹書『物理学講義 力学』および『物理学講義 熱力学』の特徴はそのままに,さらに「なぜそのようになるのか」「なぜそのように考えるのか」という点について,一般的にはあまり解説がなされていないようなことについても丁寧に触れた.

 【主要目次】1.電荷と電場 2.静電場 3.静電ポテンシャル 4.静電ポテンシャルと導体 5.電流の性質 6.静磁場 7.磁場とベクトル・ポテンシャル 8.ローレンツ力 9.時間変動する電場と磁場 10.電磁場の基本的な法則 11.電磁波と光 12.電磁ポテンシャル


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


量子力学選書
場の量子論
−不変性と自由場を中心にして−

坂本眞人 著

A5判/454頁/定価5830円(本体5300円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-2511-4

 「量子力学選書」待望の第2弾.  本書は,自習用,もしくは自主ゼミなどのテキストとして使いこなせることを念頭に執筆された.内容は,“古典場の量子化”と“相互作用のない場(自由場)の量子化”に絞って,これらを“不変性”という視点から解説した.なお,“相互作用のある場の量子化”については,続刊『場の量子論(II) −ファインマン・グラフとくりこみを中心にして−』(2020年9月刊行)にて解説する.
 本文中には,読者のつまずきやすい箇所でのコメントに加え,式導出や証明,役に立つ公式や考え方のアドバイスなどの注釈を設けた.さらに,“check”と題した問題も設けられており,意欲のある読者は是非チャレンジしてもらいたい.その解答は,裳華房ウェブページ上で公開している

 【主要目次】1.場の量子論への招待 2.クライン‐ゴルドン方程式 3.マクスウェル方程式 4.ディラック方程式 5.ディラック方程式の相対論的構造 6.ディラック方程式と離散的不変性 7.ゲージ原理と3つの力 8.場と粒子 9.ラグランジアン形式 10.有限自由度の量子化と保存量 11.スカラー場の量子化 12.ディラック場の量子化 13.マクスウェル場の量子化 14.ポアンカレ代数と1粒子状態の分類


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


生命系のための有機化学 I
−基礎有機化学−

齋藤勝裕 著

B5判/154頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-3503-8

 農学系・食品系・栄養系・バイオ系・医療系など,広く生命系学部学科で学ぶ大学生を対象とした教科書.
 高校化学の内容を前提としない基礎的な有機化学入門から分子構造や物性,さらに医薬品,農薬,生体高分子などについてきわめて平易に解説した.コラムや側注の生命系関連の話題も役立つ.
 なお,続刊の『生命系のための有機化学II −有機反応の基礎−』(2015年5月刊行)では有機化学反応を平易に解説する.

 【主要目次】1.原子構造と電気陰性度 2.混成軌道と共有結合 3.ヘテロ原子を含む構造 4.置換基と化合物の種類 5.構造式と命名法 6.異性体 7.酸・塩基 8.芳香族性 9.置換基効果 10.スペクトルと分子構造 11.分子構造の決定 12.医薬品・農薬の化学 13.核酸の化学 14.ビタミン・ホルモンの化学


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


コア講義 分子遺伝学

田村隆明 著

A5判/176頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2014年11月発行
ISBN978-4-7853-5230-1

 既刊『コア講義 分子生物学』より,遺伝子の構造-挙動-発現といった分子遺伝学領域に焦点を絞って作成された教科書.
 遺伝の基本的事項,遺伝子の複製,DNAの変異・損傷・修復,そして転写と翻訳からなる遺伝子発現,さらには細菌や真核生物に特有な遺伝的要素やその駆動システム,そして分子遺伝学を支えた技術とその成果などを系統的に扱う.関連するノーベル賞受賞研究についても紹介する.

 【主要目次】1.生物の特徴と細胞 2.分子と代謝 3.遺伝と遺伝子 4.核酸の構造 5.DNAの合成・分解にかかわる酵素とその利用 6.複製のしくみ 7.DNAの組換え,損傷,修復 8.RNAの合成と加工 9.転写の制御 10.RNAの多様性とその働き 11.タンパク質の合成 12.真核細胞のゲノムとクロマチン 13.細菌の遺伝要素 14.分子遺伝学に基づく生命工学


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 10月の新刊

理工系の数理 数値計算

柳田英二・中木達幸・三村昌泰 共著

A5判/250頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2014年10月発行
ISBN978-4-7853-1560-3

 数値計算の基礎的な手法を単なる道具として学ぶだけではなく,数学的な側面からも理解できるように解説した入門書.目次の章立てからわかるように,微分積分や線形代数の基本的なレベルから掘り起こし,それらを復習しながら読み進められるように工夫した.また,本書に登場するアルゴリズムがなぜ有効なのか随所で理由付けを行い,数値計算に使われている“数学の考え方”を理解できるようにした.
 なお,自分でプログラムを組んで数値計算を行ないたい読者のために,本書の例題のプログラムを裳華房Webページからダウンロードできるようにしてあるので,例題の確認や各自の課題・問題を解くためのプログラム作成に挑戦してほしい.

 【主要目次】1.数値の誤差と計算 2.非線形方程式 3.代数方程式 4.連立1次方程式 5.行列の固有値問題 6.定積分 7.常微分方程式 8.偏微分方程式


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


相対論の世界

橋本正章・荒井賢三 共著

A5判/240頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2014年10月発行
ISBN978-4-7853-2245-8

 本書は,理工系学生向けの相対性理論(相対論)の入門書.慣性系を扱う特殊相対論と加速度系を扱う一般相対論について,その基礎を解説した.理解を深めるための例と問を随所に挿入し,また数式の導出を丁寧に説明して,独習者の便宜を図った.
 本書の後半では,相対論の応用として宇宙物理学の分野を取り上げ,ブラックホールや白色矮星などの高密度星,ビッグバン理論の基礎的な事項等も詳しく解説.なお各章末には,アインシュタインの生涯の様々なエピソードを綴ったコラム「アインシュタイン小伝」も掲載している.

 【主要目次】1.特殊相対論の基礎 2.相対論的力学 3.相対論的電磁気学 4.一般相対論の基礎 5.シュヴァルツシルト時空 6.相対論的高密度星 7.宇宙論の基礎


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


シリサイド系半導体の科学と技術
−資源・環境時代の新しい半導体と関連物質−

前田佳均 編著

A5判/342頁/定価5500円(本体5000円+税10%)/2014年10月発行
ISBN978-4-7853-2920-4

 公益社団法人 応用物理学会の「シリサイド系半導体と関連物質研究会」によって企画された待望の書.
 環境負荷が少なく,かつ持続可能なグリーンテクノロジーである“シリサイド系半導体”の研究・開発において,世界をリードする著者たちが,その基礎物性と応用技術の現状を余すところなく解説した.読者の方々が,(シリコン)光エレクトロニクス,スピントロニクス,グリーンテクノロジー,フォトニクス分野のさらなる進展へのブレークスルーに活用されんことを期待する.

 【主要目次】1.シリサイド系半導体の基礎 2.結晶成長技術 3.薄膜形成技術 4.構造解析 5.鉄シリサイドの物性 6.新しいシリサイドの合成と物性 7.シリサイド系半導体の応用


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 9月の新刊

ワークブックで学ぶ ヒトの生化学

坂本順司 著

A5判/200頁/定価1760円(本体1600円+税10%)/2014年9月発行
ISBN978-4-7853-5859-4

 生化学をきちんと習得するには,教科書を読んだり電子的資料を眺めたりするという受け身の作業だけでは不十分であり,問題を解き自己採点する能動的な活動が深い理解を助ける.本書は,取り扱う項目やその内容・構成などを親本の『イラスト 基礎からわかる生化学』に合わせたワークブックである.
 計算問題や記述式問題などの応用問題を多数用意した.また解答例を漏れなくつけ,詳しい解説も充実させ,親本の対応ページも付して,学習者に親切な工夫を満載した.薬剤師と管理栄養士の国家試験のうち,「生化学」分野にあたる問題に合わせて「チャレンジ問題」も設けたので,国試対策にもなるだろう.

 【主要目次】第1部 構造編  第2部 酵素編  第3部 代謝編  チャレンジ問題の解答と解説


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


フリーソフトで作る
バーチャルスライドと3Dモデルの作成法

駒崎伸二 著

A5判/144頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/2014年9月発行
ISBN978-4-7853-5860-0

 本書は,高機能なフリーソフトを組み合わせて,誰もが実用的な電子教材(バーチャルスライドと3Dモデル)を簡単に作成し,それらを自らの教育に効果的に活用できる方法を紹介する.
 1章では,組織全体を高精細に撮影した巨大なサイズの写真を,コンピューターを用いて自由自在に観察することができるバーチャルスライドについて解説した.2章では,動物の胚や組織など連続切片の写真を用いて,リアルな立体モデルを再構築し,それを詳細に観察する方法を解説した.3章では,一般に公開されているフリーソフトと,タンパク質や糖・アミノ酸など分子の数値データを用いて,誰でも簡単に分子の立体モデル作成できる方法について紹介した.

 【主要目次】1.バーチャル顕微鏡システムの構築とその活用法 2.連続写真を用いたリアルな立体モデルの再構築法 3.分子の立体モデルの作成法


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


視覚と照明

入倉 隆 著

A5判/162頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2014年9月発行
ISBN978-4-7853-6026-9

 人は光をどのように見て,どのように感じているのだろうか.また,それは人によってどう異なっているのだろうか.本書では,測光や視覚・色覚の基礎,人の視覚特性,そして視覚以外にもさまざまに及ぶ光の影響を学び,快適で安全な照明環境について考える.LED照明やグレア,光による障害についても解説する.

 【主要目次】1.光と測光量 2.視覚の基礎 3.光の強度と明るさの感覚 4.色彩 5.可読性 6.信号や標識の見え方 7.グレア 8.高齢者の視覚特性 9.心地よい光環境 10.光の視覚以外への影響 11.光の及ぼす傷害


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 7月の新刊

新・生命科学シリーズ
動物行動の分子生物学

久保健雄・奥山輝大・上川内あづさ・竹内秀明 共著

A5判/192頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2014年7月発行
ISBN978-4-7853-5858-7

 遺伝子組換え技術が動物行動の解析手段として用いられるようになったのは1990年代半ば頃であるが,現在,分子レベルではどのような研究が進み,今後どのような発展が期待されているのだろうか.
 本書は線虫,ショウジョウバエ,小型魚類,マウス,ミツバチを題材に,それぞれの動物の行動を生み出す脳や神経系ではたらく分子(遺伝子やRNA,タンパク質)が調べられた研究成果に焦点を当てて解説した.また近年発達したオプトジェネティクス(光遺伝学)手法についても詳説する.
 行動分子生物学をこれから勉強する方,また理解をさらに深めたい方にお薦めしたい.

 【主要目次】1.多彩な動物行動と,遺伝子レベルの研究 2.線虫の行動分子遺伝学 3.ショウジョウバエの行動分子遺伝学 4.小型魚類(ゼブラフィッシュとメダカ)の行動分子遺伝学 5.マウスの行動分子遺伝学−オプトジェネティクスによる神経科学の急展開−  6.社会性昆虫ミツバチの行動分子生物学


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


しくみと原理で解き明かす
植物生理学

佐藤直樹 著

B5判/202頁/2色刷/定価2970円(本体2700円+税10%)/2014年7月発行
ISBN978-4-7853-5229-5

 実際に動いているシステムとして植物の活動を理解するために,生きている植物という基本に立ち返って,「なぜ」「どのように」という質問に答えることを目指した.各章末には,重要な項目について自習するための問題と,読者自身が手を動かし実際の体験を通じて理解するための課題を用意して,学習の便を図った.

 【主要目次】1.植物と生命の共通理解 −いろいろな不思議を発見する−  2.植物の体のつくり −多段構成を理解する− 3.水と植物の科学 −いのちを支えるダイナミズム− 4.植物体を構成する基本分子 −無限の可能性を秘めた生体物質− 5植物機能を担う分子群 −分子の多様性を知る第一歩− 6.光合成と呼吸 −生命世界を動かす原動力− 7.代謝系の基本 −すべてを生み出す底力− 8.細胞増殖と成長・発生 −つねに成長し続ける植物体− 9.調節系のしくみの基本 −時と場所をわきまえた細胞間のきずな−  10.環境応答 −感度良く着実に− 11.細胞死と分解 −引き際の美学− 12.テーマ学習(1) −葉緑体を詳しく知る− 13.テーマ学習(2) −植物と人間の関係の新たな可能性に向けて−


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 5月の新刊

環境分析化学

中村栄子・酒井忠雄・本水昌二・手嶋紀雄 共著

B5判/224頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2014年5月発行
ISBN978-4-7853-3098-9

 今後ますます重要となる環境水や排水の分析法の基本原理を示すとともに,電気伝導度や各種の吸光度を測定する方法から,HPLCやイオンクロマトグラフなどを使用した分析法,また種々の化学反応を巧みに用いている方法についても多くのページを割いて丁寧に解説.失敗例なども記載し,環境分析を志す学生や現場で日々苦労を重ねている方々に少しでも役立つことを目指した.

 【主要目次】1.環境分析のための公定法 2.化学平衡の原理 3.機器測定法の原理 4.水試料採取と保存 5.酸・塩基反応を利用する環境分析 6.沈殿反応を利用する環境分析 7.酸化還元反応を利用する環境分析 8.錯生成反応を利用する環境分析 9.分配平衡を利用する環境分析 10.電気伝導度測定法による水質推定 11.吸光光度法を用いる環境分析 12.蛍光光度法による環境分析 13.原子吸光光度法による環境分析 14.発光分析法による環境分析 15.高周波誘導結合プラズマ (ICP)‐質量分析法 (MS) 16.高速液体クロマトグラフ法による環境分析 17.イオンクロマトグラフ法 (IC) による環境分析


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


窒素固定の科学
−化学と生物学からの挑戦−

干鯛眞信 著

A5判/162頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2014年5月発行
ISBN978-4-7853-3502-1

 窒素は生命に必須の元素である.人類は,「大気中に豊富に存在する反応性に乏しい窒素分子から,いかにしてこの窒素を獲得するか」の難題の克服に向けて,化学と生物学の両面から果敢に挑戦してきた.本書は,化学的窒素固定研究の第一人者が,この分野の歴史から最先端の研究動向と将来展望までをわかりやすく解説し,進化する「窒素固定の科学」の全容を明らかにしたものである.

 【主要目次】1.窒素肥料と農業 2.工業的な空中窒素固定法 3.新しい窒素固定の化学 4.微生物による窒素固定とその機能解明 5.窒素肥料と環境への影響


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 4月の新刊

少しはやる気がある人のための
自学自修用 有機化学問題集

粟野一志・瀬川 透 共編

B5判/248頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2014年4月発行
ISBN978-4-7853-3501-4

 全国の大学3年編入学試験問題を中心とした多数の問題を,一般的な有機化学の教科書の章立てにあわせて編集した.ごく基本的なものから応用力を試されるものまで多彩な問題が集められ,また各問題にはヒントおよび丁寧な解説がついている.大学1,2年生および高専生の自学自修用に最適な問題集である.

 【主要目次】 【問題・ヒント編】1.化学結合、構造、物理的性質、命名法など 2.アルカン 3.アルケン・アルキン 4.芳香族 5.ハロゲン化アルキル 6.アルコール・エーテル 7.カルボニル化合物 8.カルボン酸誘導体 9.アミン 10.糖類(炭水化物) 11.アミノ酸・タンパク質 12.生化学 13.立体化学 14.高分子 15.工業化学 16.化学用語の説明 17.総合問題 【解答編】(「問題・ヒント編」に同じ)


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


ベーシック生物学

武村政春 著

B5判/224頁/2色刷/定価3190円(本体2900円+税10%)/2014年4月発行
ISBN978-4-7853-5228-8

 大学の教養課程の学生を対象に,文科系から理工系,医薬看護系,農学・栄養系まで幅広く利用できるように執筆された教科書・参考書.
 高等学校で生物学を履修してこなかった学生のために高校生物の内容を一通り網羅しながら,既習者や大学の生物学への接続を意識して(高校の教科書よりも)難易度を少し高くするように記述するとともに,生命科学が発展する現代に必要と思われる(とくに人間自身に関する)内容をプラスして解説した.また,生物学の発展に寄与した研究者の業績をできるだけ取り上げ,とりわけ日本人研究者の貢献も数多く紹介した.
 生物学を改めて一通りかつきちんと学びたい人の復習用のテキストとしてもお薦め.

 【主要目次】1.生物と生物学 2.細胞・生体構成物質とエネルギー 3.遺伝子とそのはたらき 4.動物の生殖と発生 5.ヒト(動物)の器官とそのはたらき 6.植物のしくみ 7.老化・寿命とヒトの病気 8.進化の歴史としくみ 9.生物の系統と分類 10.生物多様性と生態系


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 2月の新刊

最新の有機化学演習
−有機化学の復習と大学院合格に向けて−

東郷秀雄 著

A5判/274頁/2色刷/定価3300円(本体3000円+税10%)/2014年2月発行
ISBN978-4-7853-3100-9

 有機化学の基本から応用まで幅広く学習できるように演習問題を系統的に網羅し,有機化学全般から出題した総合演習書.特に反応機構や,重要な有機人名反応,および合成論を幅広く取り上げているので,有機合成の現場でも参考になる.最近の論文からも多くの反応例を引用しており,大学院入試の受験勉強にも最適な演習書である.

 【主要目次】1.基本有機化学 2.基本有機反応化学 3.重要な有機人名反応:反応生成物と反応機構 4.有機合成反応と反応機構 5.天然物合成反応 −最近報告された学術論文から−


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


イチョウの自然誌と文化史

長田敏行 著

A5判/218頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2014年2月発行
ISBN978-4-7853-5857-0

 古来から日本人にとって親しみ深いイチョウは,ギンナン料理はもとより,街路樹として植えられ,シンボルマークや文学作品にも数多く登場してきた.
 明治時代,平瀬作五郎と池野成一郎によるイチョウやソテツの精子発見は,日本人が世界に先駆けて行った独創的な研究であるが,本書では,その舞台背景を当時の貴重な資料とともに紹介する.また,絶滅しかけたイチョウが,人間活動により世界中に「生きている化石」として分布を拡げてきた事実を知ることは,生物種の多様性を保全する見地からも大変重要である.イチョウの植物学的側面や,その文化史に興味のある方にぜひ一読をお勧めしたい.

 【主要目次】1.イチョウ精子発見は,なぜ大発見か? 2.イチョウの旅路:日本からヨーロッパへ,そして,ウィーンからボンへ 3.生きている化石としてのイチョウ 4.平瀬作五郎と池野成一郎の肖像 5.イチョウの繁栄と衰退のドラマ 6.イチョウは中国から日本へ運ばれてきた 7.そしてイチョウは世界へ広がった 8.医薬品としてのイチョウ 9.ケンペルがイチョウをGinkgoと呼んだ 10.ゲーテとイチョウ 11.小石川植物園植物散策と歴史的背景 12.イチョウが教えてくれるもの 13.終章


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ


 2014年 1月の新刊

結晶化学
−基礎から最先端まで−

大橋裕二 著

B5判/210頁/定価3410円(本体3100円+税10%)/2014年1月発行
ISBN978-4-7853-3099-6

 “原子・分子の構造の解明”から,“分子間相互作用の解明”へ──
 この20年の間に急速に進歩を遂げ,ついに結晶中の分子の動きまで捉えうるようになった現代「結晶化学」の経緯と到達点,および今後の可能性をあますところなく伝える決定版.

 【主要目次】1.物質の構造 2.結晶の対称性 3.結晶構造の解析法 4.イオン結合とイオン半径 5.ファンデルワールス相互作用 6.電荷移動型相互作用 7.水素結合 8.結晶多形と相転移 9.結晶構造の予測 10.固体中の分子の運動 11.有機固相反応 12.有機結晶の混合による反応 13.結晶相反応 14.中性子回折を利用した反応機構の解明 15.反応中間体の構造解析


詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ



2022年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2021年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2020年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2019年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2018年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2017年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2016年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2015年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2014年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2013年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2012年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2011年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2010年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2009年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2008年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2007年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2006年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2005年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2004年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2003年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2002年刊行書籍はこちらをご覧ください.
2001年以前の刊行書籍は,裳華房 図書目録よりお探しください.

 



         

自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.