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11月の新刊(2010年)
●裳華房フィジックスライブラリー 統計力学 香取眞理 著
●統計熱力学 原田義也 著
●量子論のエッセンス 松下栄子 著
●産業技術誌 岡田厚正 監修
●曲げ変形の物理学 日比野文雄 著
10月の新刊(2010年)
●裳華房フィジックスライブラリー 非線形物理学 十河 清 著
●環境・くらし・いのちのための 化学のこころ 伊藤明夫 著
●クラスター入門 近藤 保・市橋正彦 共著
●新版 生物学と人間 赤坂甲治 編
●医療・看護系のための 生物学 田村隆明 著
9月の新刊(2010年)
●有機分子構造とその決定法 齋藤勝裕 著
9月の復刊(2010年)
※ 数学分野の書籍を復刊(新規3点)しました。詳しくは→「2010年 復刊書籍の一覧」のページをご覧ください。
●基礎数学選書15 現代数学と数学教育【復刊】 森 毅 著
●リー代数と素粒子論【【復刊】 竹内外史 著
●大学演習 ベクトル解析【復刊】 矢野健太郎・石原 繁 共著
8月の新刊(2010年)
●一般物理学 佐藤文隆・須佐 元 共著
5月の新刊(2010年)
●代数学1 宮西正宜 著
4月の新刊(2010年)
●新・生命科学シリーズ 動物の系統分類と進化 藤田敏彦 著
●新・生命科学シリーズ 動物の性 守 隆夫 著
2月の新刊(2010年)
●問題集 微分積分 矢野健太郎・石原 繁 編
●図解 分子細胞生物学 浅島 誠・駒崎伸二 共著
1月の新刊(2010年)
●微分積分講義 南 和彦 著
●新教科書シリーズ 大学生のための 有機化学 今井・松山・大北 共著
※刊行時期が変更しました。
●2022年刊行書籍はこちらをご覧ください.
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11月の新刊(2010年)
裳華房フィジックスライブラリー
統計力学
香取眞理 著
A5判/256頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2010年11月
ISBN978-4-7853-2235-9
統計力学の独特な考え方や手法に慣れてもらうことを目指し,この分野の標準的なテーマについて,懇切丁寧に解説している.各章末には「本章の要点」と豊富な演習問題を用意し,読者が学習した内容を整理・確認できるように配慮した.巻末の解答も丁寧に詳しく書かれている.
【主要目次】1.統計力学の基礎(力学・熱力学・統計力学/ミクロカノニカル分布の方法/カノニカル分布の方法/グランドカノニカル分布の方法) 2.いろいろな物理系への応用(理想気体/二準位系/振動子系) 3.量子理想気体(理想ボース気体/ボース粒子とフェルミ粒子/理想フェルミ気体) 付録:数学公式について/熱力学関係式の示強性量による表現 演習問題解答
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統計熱力学
−ミクロからマクロへの化学と物理−
原田義也 著
A5判/360頁/定価4620円(本体4200円+税10%)/2010年11月
ISBN978-4-7853-3086-6
統計熱力学の基本的概念を詳しく丁寧に解説した.通常の統計熱力学書では扱わない,コンピュータシミュレーションによるマクロな状態量の計算法についての解説など,化学系読者が興味をもつ話題も多く取り上げている.式の誘導は極力省かず,数学の公式を詳しく説明した付録,豊富な演習問題および詳しい解答を収めるなど,自習書としても最適である.
【主要目次】1.熱力学のまとめ 2.古典力学の基礎 3.量子力学の基礎 4.統計力学の基本原理 5.ミクロカノニカル集団とボルツマンの方法 6.カノニカル集団 7.理想気体 8.化学平衡 9.非理想気体 10.固体 11.グランドカノニカル集団 12.液体 13.量子理想気体 A.付録 参考書 問題解答
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量子論のエッセンス
松下栄子 著
A5判/138頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2010年11月
ISBN978-4-7853-2828-3
量子力学を理解するときの“ものの見方・考え方”を「量子論」とし,初学者のための入門書として,日常生活で目にする現象や簡単な実験例も取り上げながら,そのエッセンスを丁寧に易しく解説した.
【主要目次】第 I 部 量子論の必要性 1.量子としての電子 2.量子としての光 3.量子の確率的挙動 4.不確定性関係 5.量子の運動方程式 第 II 部 量子論の活用法 −シュレディンガー方程式の使い方− 6.自由粒子の運動 7.井戸型ポテンシャル 8.山型ポテンシャル 9.調和振動子 10.中心力場の中の粒子
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産業技術誌
−科学・工学の歴史とリテラシー−
岡田厚正 監修/高安礼士 編集
A5判/184頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2010年11月
ISBN978-4-7853-6025-2
古代オリエントから現代まで,産業技術の発達をコンパクトにまとめた入門書.技術発達の単なる羅列ではなく,文化的背景や社会的文脈に注意を払いながら,現代の基幹産業の礎となった「鉄鋼」「石油」「電気」「自動車」の四つを中心に,人々の生活史との関連の観点から解説した.工学系大学・高専向き教科書としてだけでなく,生涯学習のテキストとしてもお薦め.
【主要目次】1.科学と技術の系譜 2.産業革命と大量生産の時代 3.鉄鋼の産業誌 4.石油の産業誌 5.電気の産業誌 6.自動車の産業誌 7.人と技術
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曲げ変形の物理学
日比野文雄 著
A5判/240頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2010年11月
ISBN978-4-7853-6024-5
長らく報告されることのなかった金属板材の曲げ変形について,ひずみゲージと形状測定機を使って調査した結果を解説.新規に解明した諸現象を報告するとともに,既存の説の妥当性についても検討した.材料力学の主役的存在である“曲げ”に対する新たな認識をうながす一冊である.
【主要目次】A.曲げ解析の前提となる諸事項 B.純曲げ変形の解明 C.実用されている多様な曲げ変形の解析 総括/付録
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10月の新刊(2010年)
裳華房フィジックスライブラリー
非線形物理学
−カオス・ソリトン・パターン−
十河 清 著
A5判/152頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/2010年10月
ISBN978-4-7853-2234-2
物理学におけるバラエティに富んだ現象は,非線形のもたらしたものと言っても過言ではない.そして,非線形物理学は,物理学の各分野を横断してそれぞれと関わりをもつ,大変興味深く,面白い分野である.
そこで本書は,この非線形物理学を初めて学ぶ人を対象として,カオス・ソリトン・パターンの3つのキーワードを通して,平易に解説したものである.
【主要目次】1.非線形物理学の面白さ(線形と非線形/非線形現象のいろいろ) 2.カオス(カオスの発見/差分力学系/フラクタル) 3.ソリトン(ソリトンの発見/逆散乱法/いろいろなソリトン) 4.パターン(「かたち」の起源/パターン形成) 付録:プログラム・リスト/物理のための計算機環境を構築する 演習問題解答
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環境・くらし・いのちのための 化学のこころ
伊藤明夫 著
B5判/164頁/2色刷/定価2200円(本体2000円+税10%)/2010年10月
ISBN978-4-7853-3085-9
本書は環境,くらし,いのちの3部から構成されており,これまであまり化学になじみがなかった学生に,身のまわりのものや現象を化学の視点でわかりやすく解説する.化学が敬遠されている大きな理由の一つである化学記号,化学式,計算などを極力使わず,それぞれの事項を平易な言葉で説明し,化学を体系的にとらえられるようになっている.
【主要目次】 第I部 環境を知る(水 −最も身近な環境−/大気 −きれいな空気を求めて−/大地 −いのちと暮らしの基盤−/環境化学物質 −環境を蝕む−/エネルギー −現状と将来−) 第II部 くらしを知る(不思議な水の性質/ものが燃えるとは/溶ける・洗う/くっつくとは/色をつける/暮らしの中の金属/進化し続けるプラスチック) 第III部 いのちを知る(生体内で働いている分子たち/栄養と代謝/体内の化学情報伝達 −ホルモンと神経−/からだを守るシステム) 練習問題/参考文献/問題解答とヒント/索 引
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クラスター入門
−物理と化学でひも解くナノサイエンス−
近藤 保・市橋正彦 共著
A5判/260頁/定価4180円(本体3800円+税10%)/2010年10月
ISBN978-4-7853-2916-7
産業への用途として注目を浴びているクラスター.
その諸物性を,第一線の研究現場で業績をあげてきた著者らが,大学の研究室に配属されたばかりの初学者を念頭において,その基礎を易しく解説した.また,概念図・実験データを豊富に盛り込むことにより,読者の理解が容易に進むように工夫した.さらに,触媒,新規の磁性材料,電子デバイスなどの実際の応用例を挙げることによって,これから研究の場に立つ読者の興味をひくように配慮した.
超分子化学・錯体化学・触媒化学はもちろんのこと,材料科学・原子分子物理学などのような,クラスターとの境界領域を研究されている方々にも,ぜひ手に取って読んでいただきたい一冊.
【主要目次】 クラスターを学ぶための準備 1.量子力学の基礎 クラスターの基礎理論 2.幾何構造と電子構造 3.光学的性質と磁気的性質 4.熱・統計力学 5. ダイナミクス−振動運動と衝突反応− クラスターの応用 6.エネルギー分野へ広がる応用 7.触媒分野へ広がる応用 8.電子工学分野へ広がる応用 さらに深く学びたい読者のために
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新版 生物学と人間
赤坂甲治 編/
赤坂甲治・丹羽太貫・渡辺一雄 著
A5判/228頁/2色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2010年10月
ISBN978-4-7853-5221-9
最新の情報を交えながら,大学初学年生向けに生物学の感動をわかりやすく解説した定評のある教科書.人間を特別な存在としてではなく,宇宙,地球の中での生命体としてとらえ,環境や他の生物との関わり合いを考えていく.
今回の改訂で内容を一新し,とくに免疫と最近目覚ましい進歩を遂げた遺伝子とゲノム,発生,進化の解説を充実させた.また理解を深めるために2色刷りにし,索引は対訳を付けた.
【主要目次】1.生物は物質からできている 2.生命の基本構造 3.生命活動は化学反応 4.遺伝子 5.細胞から個体へ 6.遺伝子の損傷と修復 7.遺伝子操作 8.体の代謝の維持と活動の調節 9.生体防御 10 .生物の多様性と進化 11 .人間と環境
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医療・看護系のための 生物学
田村隆明 著
B5判/192頁/三色刷/定価2970円(本体2700円+税10%)/2010年10月
ISBN978-4-7853-5222-6
生物学が扱う幅広い領域の中でも,医療系に必須の「生物の原則」基礎生物学と「ヒトに関する基本」基礎医学を大きな柱として解説.三色刷の図表を豊富に用意し,コラム,解説,疾患ノート等の囲み記事で生物学や医療・疾患にかかわる事項を説明,最新の話題を紹介する.
【主要目次】1.生物学の基礎 2.細胞 3.生物を構成する物質 4.栄養と代謝 5.遺伝とDNA 6.遺伝情報の発現 7.細胞の増殖と死 8.生殖,発生,分化 9.動物の組織 10.動物の器官 11.ホルモンと生体調節 12.神経系 13.免疫 14.微生物と感染症 15.生命システムの破綻:癌と老化 16.バイオテクノロジーと医療
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9月の新刊(2010年)
有機分子構造とその決定法
齋藤勝裕 著
B5判/184頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2010年9月
ISBN978-4-7853-3084-2
有機化合物の分子はどのように成り立っているのか.未知の化合物の構造をどうやって決めたらよいのか.苦手とする人も多い有機分子構造論の基礎と,分子構造の決定法をまとめて理解することができる,わかりやすく,かつ実践的な参考書.演習問題も豊富で,自習用としても最適である.
【主要目次】 第I部 化学結合の基礎(分子は原子が結合したものである/複雑な結合もある/ヘテロ原子も結合する) 第II部 分子構造の基礎(分子には異性体がある/立体的に異なるものを立体異性体という/鏡に映った分子を光学異性体という/分子構造はスペクトルに現れる) 第III部 基礎的な構造決定(基礎的な分子構造を決めるには?/分子の種類を決めるには?/水素の違いを識別するには?/NMRスペクトルを利用するには?) 第IV部 進んだ構造決定(共役系の構造を決めるには?/分子構造を決めるには?/スペクトルを使いこなそう!) 参考文献/演習問題解答/索引
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8月の新刊(2010年)
一般物理学 〜 一歩先に進みたい人へ 〜
佐藤文隆・須佐 元 共著
A5判/338頁/定価4180円(本体3800円+税10%)/2010年8月
ISBN978-4-7853-2827-6
理工系大学の初学年で学ぶ初等物理学は,専門分野につながる基礎として大学1年次に課せられる科目であるが,各専門分野の物理的原理をきちんと理解するためには,講義時間の制約とともに低学年向けに配慮されたこの科目だけでカバーするのは難しいものがある.
そこで本書は,単純に「初等」の次の「高等」ではなく,初等物理学と専門科目の間にある大きなギャップを埋めることを目的に,各分野のつながりを意識して物理学全般を解説した.
初等物理学を学んだ上でさらに一歩先に進みたいという意欲をもつ人,大学院への進学を目指す人にぜひお薦めしたい.
【主要目次】 I.粒子と連続体の力学(力学と解析力学/連続体の力学と波動) II. 電磁場の力学(静電場/静磁場/変動する電磁場/特殊相対性理論と電磁気学) III. 多体系の統計力学(統計熱力学/物性と原子の物理) 章末問題解答
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5月の新刊(2010年)
代数学1 −基礎編−
宮西正宜 著
A5判/288頁/定価3740円(本体3400円+税10%)/2010年5月
ISBN978-4-7853-1555-9
数学科や数理科学科の必須知識として求められる代数学の基礎部分(大学2〜3年生向き内容)を収めたものである。著者の講義ノートを基に、読者が努力して読む+αの部分を加え、抽象的な議論に慣れていない初学者のために曖昧な表現にならぬように、説明はできるだけ丁寧にした。
学部4年生〜修士課程で扱われる内容は第2巻とする。
【主要目次】0.集合と演算 1.整数 2.ベクトル空間 3.1変数多項式環 4.群 5.環 問題の解答
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4月の新刊(2010年)
新・生命科学シリーズ
動物の系統分類と進化
藤田敏彦 著
A5判/206頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2010年4月
ISBN978-4-7853-5842-6
★新シリーズ 刊行開始!★
本書では分類,系統,進化の観点から,現在の地球上の多様な動物の姿を明らかにすることで,その姿が5億年の間にどのようにして生じてきたのかを解説する.系統樹の作成や,地球上の動物の多様性の理解を深めたい方にお勧めしたい一冊.
【主要目次】1.分類とは何か/2.分類学と系統学/3.学名と標本の役割/4.動物系統分類学の方法/5.動物の系統と進化/6.動物の多様性と系統
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新・生命科学シリーズ
動物の性
守 隆夫 著
A5判/130頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2010年4月
ISBN978-4-7853-5843-3
★新シリーズ 刊行開始!★
本書では,爬虫類の温度に依存する性決定や,キンギョハナダイの性転換,ボネリムシの性決定,ミツバチの半倍数性の性決定の話など,さまざまな動物における性の決定機構を紹介しながら,不思議な性分化の仕組みを解説する.
【主要目次】1.性とは何か/2.性の決定/3.遺伝子型に依存する性決定/4.各種の因子による性の決定/5.性決定の修飾あるいは変更/6.性分化の完成
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2月の新刊(2010年)
問題集 微分積分
矢野健太郎・石原 繁 編/
石原 繁・船橋昭一・石原育夫 執筆
A5判/96頁/定価990円(本体900円+税10%)/2010年2月
ISBN978-4-7853-1554-2
“例題・問・演習問題の難易レベルが揃っており,その問題数も多く,解答の誤植が少なく,使い勝手の良い教科書”として多くの大学で採用され続けている矢野健太郎・石原 繁 編『微分積分(改訂版)』の中から,第2章〜第8章までの各節に設けられている「演習問題」と「解答」だけを抜粋・収録して問題集としたものです.巻頭には高等学校で扱われる内容を「基本公式」として新たにまとめ,副教材の性格も持たせてあります.
上記教科書の併用問題集としては使えませんが,他の教科書に対しては,使い勝手の良い併用問題集となります.
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図解 分子細胞生物学
浅島 誠・駒崎伸二 共著
B5判/320頁/2色刷/定価5720円(本体5200円+税10%)/2010年2月
ISBN978-4-7853-5841-9
基礎から最先端の話題まで,約500点の図版によってコンパクトに解説!
生命科学を学ぶ学生の方々は,数多くの研究者たちによって蓄積された知識を効率よく理解することが求められ,やがてはその分野で活躍する研究者や知識人を目指さねばならない.そのためには,たとえば,研究者たちが100年間かけて築いた知識を,数か月から数年間で理解する必要がある.そうしなければ,急速な勢いで進んでいるこの分野の研究に追いつくことはとても不可能であると思われる.
このような点を踏まえて,本書は模式図を中心にして解説をすることで,最近の分子細胞生物学全般の知識をできるだけ効率よく理解することを目標にしている.本書を読んだ後,細胞の分子構造や,それらが果たす機能,さまざまな生命現象の制御のしくみなどについて,頭の中にはっきりとしたイメージが構築されるであろう.
【主要目次】1.生体膜/2.細胞の構造/3.アミノ酸とタンパク質/4.タンパク質合成/5.エネルギー代謝/6.細胞骨格/7.細胞の運動と接着/8.細胞内輸送/9.遺伝子の発現とその制御/10.細胞内の情報伝達系/11.細胞周期
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1月の新刊(2010年)
微分積分講義
南 和彦 著
A5判/304頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2010年1月
ISBN978-4-7853-1552-8
高校で微分積分の初歩を学んでいる読者のために,高校数学との重複感が生じないように,証明も省かず解説した.極限における議論を避けることなく,工学や理学における具体例も採り入れ,数学としての基礎から具体的な応用に至るまでのすべてをごまかさず,しかし可能な限りわかりやすく説明することを目標としている.
本書では,微分積分の入門から本格的な解析学の入り口までを扱い,同時に工学や自然科学などの各分野への具体例を解説することを意図して構成されている.付録では,実数の構成とε-δ論法が述べられている.
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新教科書シリーズ
大学生のための 有機化学
今井敏郎・松山春男・大北雅一 共著
A5判/192頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2010年1月
ISBN978-4-7853-6115-0
有機化学を専門としないが,その基礎知識を必要とする工学部の材料系学科や化学関連分野向きに,有機化学の基本項目を簡潔に解説した半期用教科書である.単なる知識の羅列を避けるため,化学結合と電気陰性度に基づく統一的視点から解説した.
【主要目次】 序章/1.炭素化合物の化学結合/2.炭素骨格の表し方/3.アルカン/4.アルケンとアルキン/5.芳香族化合物/6.ハロゲン化物/7.アルコールとエーテル/8.アルデヒドとケトン/9.カルボン酸とその誘導体/10.アミンと関連した窒素化合物/11.複素環化合物
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