2021年 12月の新刊/11月の新刊
2021年 10月の新刊/9月の新刊/8月の新刊
2021年 6月の新刊/3月の新刊
●2022年刊行書籍はこちらをご覧ください.
●2021年刊行書籍はこちらをご覧ください.
●2020年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2019年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2018年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2017年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2016年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2015年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2014年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2013年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2012年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2011年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2010年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2009年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2008年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2007年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2006年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2005年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2004年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2003年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2002年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2001年以前の刊行書籍は、裳華房 図書目録よりお探しください。
2021年 12月の新刊
手を動かしてまなぶ ε-δ論法
関西大学教授 藤岡 敦 著
A5判/312頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2021年12月発行
ISBN 978-4-7853-1592-4
★ がんばる初学者・独学者を全力応援! ★
難解とされる ε - δ 論法(イプシロン・デルタ論法)を解きながらテンポよく習得でき、読者を解析学の入り口まで確実に案内してくれる。好評既刊『手を動かしてまなぶ 微分積分』とパラレルに読める体系的な入門書。
【本書の特徴】
● 全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
● 手を動かしながら、論理の行間を埋めて読み進めていけるようにした。
● 内容はスタンダードな項目を厳選し、具体的でやさしい解説に徹した。
● 本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」でウェブ公開した。
● 数学の専門書でしばしば登場する「アルファベットの筆記体・花文字」を見返しに一覧でまとめた。
● 節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした。自習学習に役立ててほしい。
【主要目次】1.数列の極限と連続の公理 2.連続関数 3.関数項級数と一様収束 4.関数の微分 5.リーマン積分 6.リーマン積分の応用
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
文系でも3時間でわかる 超有機化学入門 −研究者120年の熱狂−
学習院大学助教 諸藤達也 著
四六判/176頁/4色刷/定価1870円(本体1700円+税10%)/2021年12月発行
ISBN 978-4-7853-3519-9
★文理を問わず大歓迎! たった3時間で有機化学が楽しめる★
今や暮らしに欠かせないスマホの液晶や、有機EL材料、高血圧の治療薬。
これらは「有機化学」の技術、とくに近年ノーベル賞の受賞対象となった「クロスカップリング反応」の成果によって生み出されている。しかし、その実現には120年にもおよぶ研究者たちの挑戦があった――。
本書は、偉大な研究者たちが120年間何を考え、どう挑んだのかを、対話形式&ストーリー仕立てでエンタメ要素たっぷりに紐解いていく。“この1冊を読む3時間で有機化学が楽しめる”をコンセプトに、教育系YouTuberとしても活躍の場を広げる著者が、創意工夫を凝らし、文系・理系を問わず読みやすい入門書として執筆。多くの方に、実現までのスト―リーをお楽しみいただけるだろう。
【本書の特徴】
● 化学が苦手な文系高校生を主人公にしているので、初学者にも読みやすい!
● ノーベル賞研究を題材に、「研究」という営みがどのようなものか学べる!
● 難解なイメージを持ちやすい反応機構は、オリジナルのイラストでわかりやすく解説!
【主要目次】第1週 有機化学はつまらない?/第2週 六角形をつなぐ旅のはじまり/第3週 未来へ紡ぐ山本明夫 −働くニッケル−/第4週 革命の時 −熊田・玉尾・コリュ−カップリング−/第5週 周期表の旅人/第6週 人類の到達点/第7週 研究はどのように評価される?/第8週 究極の反応を目指して/第9週 火星には旗が立っていた −ヴァンヘルデン・バ−バ−グカップリング−/第10週 夢の反応 −村井反応−/第11週 輝く星 キ−ス・ファニュ−/第12週 定跡を外す ArPTZ+/第13週 旅は終わらない
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 11月の新刊
手を動かしてまなぶ 続・線形代数
関西大学教授 藤岡 敦 著
A5判/314頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2021年11月発行
ISBN 978-4-7853-1591-7
★ がんばる初学者・独学者を全力応援! ★
線形代数でやや発展的な項目とされるジョルダン標準形を中心に、双対空間、商空間、テンソル空間といったベクトル空間についてまとめた。好評既刊『手を動かしてまなぶ 線形代数』とスムーズに接続された本格的な入門書。
【本書の特徴】
● 全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
● ジョルダン標準形と発展的なベクトル空間の基礎を1冊におさめた。
● ジョルダン標準形の求め方は広義固有空間への分解による方法を扱った。
● 内容はスタンダードな項目を厳選し、具体的でやさしい解説に徹した。
● 本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」でウェブ公開した。
● 数学の専門書でしばしば登場する「アルファベットの筆記体・花文字」を見返しに一覧でまとめた。
● 節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした。自習学習に役立ててほしい。
【主要目次】1.対角化と上三角化 2.ジョルダン標準形 3.ジョルダン分解と一般スペクトル分解 4.差分方程式と微分方程式への応用 5.複素内積空間と正規行列 6.2次形式と2次超曲面 7.いろいろなベクトル空間
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
一歩ずつ学ぶ ゲーム理論 −数理で導く戦略的意思決定−
東京都立大学教授 渡辺隆裕 著
A5判/312頁/2色刷/定価3630円(本体3300円+税10%)/2021年11月発行
ISBN 978-4-7853-1593-1
★ 数式で理解する。だから、応用できる。 ★
これまで経済学を中心に発展してきたゲーム理論は、社会科学の分野はもちろんのこと、現在では、工学系の広い分野にも応用されている。特に近年は、人工知能やデータサイエンスなどの計算機科学や情報系の分野でも盛んに応用・研究されており、非常に重要視されるようになっている。
個人や企業の行動を分析し、社会をモデル化する一般的な枠組みを与えるゲーム理論は、統計学やプログラミング、最適化の数学と同様に、あらゆる分野に必要とされる理論であり、今後、ゲーム理論を学びたいという人たちは益々増えてくると思われる。
そこで本書は、初めてゲーム理論を学ぶ方でも数式で理解できるように、わかりやすい言葉で、なるべく省略することなく丁寧に解説することで、読者が一歩ずつ学んでいけることを目指して執筆したものである。そのために、数式による定義は最小限にした上で、その数式の意味を言葉で言い換えて、例や例題を使って解説した。
【主要目次】0.ゲーム理論の鍵となる概念と本書の構成 1.戦略形ゲーム 2.戦略形ゲームの応用例 3.混合戦略 4.展開形ゲーム 5.展開形ゲームの応用例 6.展開形ゲームにおける不確実性と混合戦略 7.不完備情報の戦略形ゲーム 8.不完備情報の展開形ゲーム 9.協力ゲーム
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
基礎物理学選書 2 量子論(新装版)
東京大学名誉教授・山梨大学名誉教授 小出昭一郎 著
A5判/212頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2021年11月発行
ISBN 978-4-7853-2141-3
本書は、大学初年級程度の読者が、量子力学の筋道をできるだけ正確に理解できるような自習書として書かれた書で、長年に亘って、「量子論」の定番書として位置づけられてきた、大変定評のあるロングセラーの教科書・参考書の新装版である。
この新装版では、例題の解答の文末や少し高度な話の冒頭にはアイコンを入れて、本文との違いが視覚的にもわかるように手を加えた。内容については、ほぼ改訂時のままとした上で、誤植や用語の不統一の修正を行った。
【主要目次】1.量子力学の誕生 2.シュレーディンガーの波動方程式 3.定常状態の波動関数 4.固有値と期待値 5.原子・分子と固体 6.電子と光
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
メディカル化学(改訂版)−医歯薬系のための基礎化学−
名古屋工業大学名誉教授 齋藤勝裕・
藤田医科大学客員教授 太田好次・
順天堂大学客員教授 山倉文幸・
藤田医科大学准教授 八代耕児・
順天堂大学准教授 馬場 猛 共著
B5判/288頁/2色刷/定価3630円(本体3300円+税10%)/2021年11月発行
ISBN 978-4-7853-3521-2
医師・歯科医師、薬剤師等を目指す大学一年生を対象とした通年用の基礎化学教科書として2012年に刊行され、定評を得た教科書の改訂版。
初学者に向けた化学全般のきわめて平明な解説に加え、専門課程で学習する有機化学・生化学につなぐための有機化学反応や有機化合物およびさまざまな生体分子の解説、医療現場で役立つ知識も満載されている。
改訂版では、刊行以来読者から寄せられたご意見を参考に、近年の化学のトピックスもふまえて各章の内容をアップデートした。また、補遺として「活性酸素・活性窒素と生体反応」「生体補完材料」を加え、医歯薬系の項目をより充実させた。および、旧版ではいくつかの章に分かれていたビタミン、ホルモンを第8章にまとめ、教科書としての使い勝手をよりよくした。
【主要目次】1.原子の構造と性質 2.化学結合と混成軌道 3.結合のイオン性と分子間力 4.配位結合と有機金属化合物 5.溶液の化学 6.酸・塩基と酸化・還元 7.反応速度と自由エネルギー 8.有機化合物の構造と種類 9.有機化合物の異性体 10.有機化学反応 11.脂質 −生体をつくる分子(1)− 12.糖質 −生体をつくる分子(2)− 13.アミノ酸とタンパク質 −生体をつくる分子(3)− 14.核酸 −生体をつくる分子(4)− 15.環境と化学 補遺A.活性酸素・活性窒素と生体反応 補遺B.生体補完材料
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 10月の新刊
岡理論新入門 −多変数関数論の基礎−
東京大学名誉教授 野口潤次郎 著
A5判/256頁/定価3410円(本体3100円+税10%)/2021年10月発行
ISBN 978-4-7853-1590-0
「難しいといわれた岡理論が入門部分だけでもここまでやさしくなるとは、著者にとっても感慨深いものがある」(本書「まえがき」より)
日本が世界に誇る数学者、岡潔(1901〜1978)が「人生の仕事」として取り組んだ、多変数関数論における3大問題、
●近似の問題
●クザンの問題
●擬凸問題
の肯定的解決を目標に、岡理論への入門を試みた書。
証明は、岡の第1連接定理より導かれる上空移行の定理を要に、岡の未発表論文と第IX論文の主要部に基づくもので、既存の多変数関数論の入門書にくらべて大幅に簡易化された。
予備知識として、線形代数、微分積分、一変数関数論、集合・位相、代数系(環と加群)の初歩的な内容を仮定。
層係数コホモロジー論、$L^2$空間の直交射影法といった道具立ては用いない、完全に初等的なアプローチで記述された、これまでにない岡理論・多変数関数論の入門書。
【主要目次】1.多変数正則関数 2.解析層と連接性 3.正則(凸)領域とクザン問題 4.擬凸領域 I ――問題の設定と集約 5.擬凸領域 II ――問題の解決
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
進化生物学 −ゲノミクスが解き明かす進化−
東京大学名誉教授 赤坂甲治 著
A5判/304頁/2色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2021年10月発行
ISBN 978-4-7853-5872-3
自分はどこから来たのだろうか。進化は人類の永遠のテーマである。かつては進化学といえば、化石記録の解析しかなかった。20世紀後半になると分子生物学が発展して遺伝情報の解読が進み、さらに遺伝子導入や遺伝子ノックアウトを駆使した発生生物学の発展により形態形成のしくみが解明され、発生生物学の視点で進化を研究する進化発生生物学(エボデボ)が生まれた。
遺伝子科学の技術を利用し、また自ら技術を開発しながら、生命科学研究の道を歩んできた著者が、その間に培ってきた進化への思いを本書に込めた。進化生物学の最新研究情報が満載。
【主要目次】1.進化の概念の歴史 2.無機物から有機物・原始生命体への化学進化 3.生命の誕生 4.光合成生物と好気性生物の出現 5.真核生物の出現 6.多細胞化と有性生殖の獲得 7.遺伝的多様性と新規遺伝子の獲得をもたらす有性生殖 8.動物の多様化 9.陸上植物の出現と多様化 10.動物の陸上進出 11.進化を促進するしくみ 12.エボデボ −体制の進化− 13.エボデボ −特異体制の進化−
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 9月の新刊
裳華房テキストシリーズ‐物理学 電磁気学(増補修訂版)
東京大学名誉教授 兵頭俊夫 著
A5判/352頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2021年9月発行
ISBN 978-4-7853-2274-8
本書は、著者の高校物理未履修者向けの講義の経験を活かして書かれた、大学初年級向けの教科書である。初学者への配慮から、まず実験事実を提示し、それを基本原理から理解する過程を飛躍を避けつつ懇切丁寧にやさしく解説している。また本書では、マクスウェル方程式の積分形による電磁気学の体系の理解と、それに基づいた応用力の養成を目指している。
増補修訂版では、本文全体にわたって表現をより正確かつ簡潔にする方向で修訂するとともに、2019年に施行された国際単位系(SI)の改定に準拠して記述を修正した。また、旧版では付録として扱っていた「マクスウェル方程式の微分形」を章に格上げしてより丁寧に記述し、旧版にはなかった「電磁波」についての解説の章も新たに設けた。さらに、「ベクトル解析」「電磁気学の単位系」の話を付録に追加して、読者の学習の便をはかった。
【主要目次】1.電場とクーロンの法則 2.数学的基礎 −微分・積分と立体角− 3.ガウスの法則 4.静電場と電位 5.導体と静電場 6.定常電流と直流回路 7.誘電体と静電場 8.電流の周りの磁場 9.時間的に変化する場 −電磁誘導・変位電流密度− 10.過渡現象と交流回路 11.物質の磁気的性質 12.電場・磁場のエネルギー 13.マクスウェル方程式の微分形 14.電磁波 付録A.ベクトル解析 付録B.電磁気学の単位系
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 8月の新刊
ヒトを理解するための 生物学(改訂版)
東京都立大学名誉教授 八杉貞雄 著
B5判/168頁/3色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/2021年8月発行
ISBN 978-4-7853-5242-4
本書の旧版は、2013年の初版刊行以来、幸いに多くの大学等で教科書として採用していただき、こんにちに至っている。その間、採択していただいた先生方や、採択には至らなかった先生方から、内容に関する種々のご指摘・ご意見を頂戴してきた。本書は、それらのご要望にお応えするとともに、資料を新しくし、分かりにくい記述も改め、教科書としてより使いやすく改訂したものである。
主な修正点は、ヒトの健康や病気に関する記述を増やしたこと、高等学校の学習内容の振り返りを多くして理解しやすいようにしたこと、一方で現在の生命科学を理解する上で必要な先端的な内容も増やしたこと、学習の助けとなるよう、本文中の重要用語や略語に英訳を付けたこと、などである。ただし、ヒトを理解するためには、その基盤にある生物学の正確な知識が必要であるという、旧版の考え方はしっかりと踏襲されている。
【主要目次】1.生物学とはどのような学問か 2.生命とはなにか,生物とはどのようなものか 3.細胞とはどのようなものか 4.体をつくる分子にはどのようなものがあるか 5.体の中で物質はどのように変化するか 6.遺伝子と遺伝はどのように関係しているか 7.ヒトの体はどのようにできているか 8.エネルギーはどのように獲得されるか 9.ヒトはどのように運動するか 10.体の恒常性はどのように維持されるか 11.ヒトは病原体とどのようにたたかうか 12.ヒトはどのように次の世代を残すか 13.ヒトはどのように進化してきたか 14.ヒトをとりまく環境はどのようになっているか 15.ヒトはどのような生き物か
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
タンパク質科学 −生物物理学的なアプローチ−
東京工業大学名誉教授 有坂文雄 著
B5判/208頁/3色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2021年8月発行
ISBN 978-4-7853-5244-8
2004年に刊行した『バイオサイエンスのための 蛋白質科学入門』は、東京工業大学生命理工学部での講義「蛋白質科学」の講義ノートを元に加筆・再構成したもので、幸い読者の皆様から好評を得ることができ、増刷を重ねてきた。しかし、初版発行からすでに16年が経過し、この間、タンパク質概念の変更を迫るようなものも含め、数多くの発見があった。そこで、それらの新知見を補完し、また多色刷りによって大幅にリニューアルしたのが本書である。
多数の美麗な立体構造図を示しながら、タンパク質の基礎から最先端の動向までをわかりやすく解説する。
【主要目次】1.タンパク質とは何か 2.タンパク質の高次構造 3.タンパク質の立体構造を安定化する力 4.ポリペプチドの折りたたみ(フォールディング) 5.タンパク質のサブユニット構造 6.タンパク質の生合成 7.タンパク質と低分子リガンドの結合 8.タンパク質分子の相互作用 9.消化酵素・細胞内プロテアーゼ・エネルギー依存性タンパク質分解システム 10.超分子タンパク質集合体 11.タンパク質の概念に大きな影響を与えた発見 12.ゲノムとタンパク質 −タンパク質科学の新しい局面−
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 6月の新刊
現代無機化学
東京理科大学教授 田所 誠 著
B5判/224頁/2色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2021年6月発行
ISBN 978-4-7853-3520-5
「全元素の化学」としての無機化学の基礎を身につけるための教科書。第I部「無機化学の基礎理論」、第II部「非金属元素の各論」の二部構成となっている。
第I部では宇宙における原子の誕生から説き起こし、量子化学からみた元素の性質や分子結合論など、現代における無機化学理論の基礎を学ぶ。化学結合論では、原子価結合法、VSEPRモデル、分子軌道法に加え、錯体の構造を理解するための結晶場理論と配位子場理論および角重なり理論についても詳しく解説する。
第II部では、水素、ホウ素、炭素、窒素、リン、酸素、硫黄、ハロゲン、貴ガスといった重要な非金属元素の性質を、最近の研究成果も交えて詳しく解説する。
【主要目次】第I部 無機化学の基礎理論 1.原子の誕生 2.原子核と原子 3.原子の構造 4.電子軌道 5.原子の性質 6.原子価結合法 −分子結合論(1)− 7.VSEPR モデルによる分子の構造 −分子結合論(2)− 8.分子軌道法 −分子結合論(3)− 9.金属錯体の結合論 −分子結合論(4)− 第II部 非金属元素の各論 10.水素 11.ホウ素 12.炭素 13.窒素 14.リン 15.酸素 16.硫黄 17.ハロゲン 18.貴ガス
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
2021年 3月の新刊
数学シリーズ
代数入門(新装版) −群と加群−
東北大学名誉教授 堀田良之 著
A5判/228頁/定価3410円(本体3100円+税10%)/2021年3月発行
ISBN 978-4-7853-1413-2
刊行より30年あまり、多くの読者に愛されてきた代数学のロングセラーが、新装版として生まれ変わる。
本書は、群・環および環上の加群までを題材に、抽象代数学の基礎的概念への入門を試みたテキストである。線型代数学における内容と諸概念が、群・環等の基礎的代数系の初歩的運用によっていかなる描像に成長するかを1つの目標としている。さらに、余力のある読者のために、いわゆる代数解析への一端への入門を試みている。
このたびの新装版では、旧版に見いだされた誤植、および文字づかいをいくつか改めたほかは、本文の内容は原則変更していない。
【主要目次】1.代数系の基礎 2.線型代数再論 3.群 4.環と加群 5.ワイル代数とその加群
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
有機化学スタンダード
有機スペクトル解析入門
東京大学名誉教授 小林啓二・
神奈川大学教授 木原伸浩 共著
B5判/240頁/2色刷/定価3740円(本体3400円+税10%)/2021年3月発行
ISBN 978-4-7853-3426-0
有機化学分野で広く利用される、UV-vis、IR、1H-NMR、13C-NMRの各スペクトルおよびマススペクトルについて解説した。これらの各スペクトルから得られる情報を統合し、構造決定できる能力を養える。
単なるスペクトルの解釈にとどまることなく、豊富な図を用いてその物理的背景から懇切丁寧にわかりやすく解説しているので、構造解析に行き詰まったときに自ら打開する力が身につくであろう。また、最終章の総合問題は、実践的な演習ができるだけでなく、豊富な解説が付されているため、「手引書」としても活用できる。初学者が有機スペクトル解析を学ぶためにきわめて適した入門書である。
【主要目次】1.スペクトル分析の基礎 2.紫外-可視スペクトルと電子遷移 3.紫外-可視スペクトルの解釈 4.赤外スペクトルと分子振動 5.赤外スペクトルと特性吸収 6.核磁気共鳴スペクトルの基礎 7.パルスFT- NMR 8.化学シフト 9.スピン-スピン結合 10.1H-NMR測定法の広がり 11.13C-NMR 12.マススペクトルと気相イオン 13.マススペクトルの解釈 14.スペクトルによる構造決定
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
ベーシック生物学(増補改訂版)
東京理科大学教授 武村政春 著
B5判/224頁/2色刷/定価3080円(本体2800円+税10%)/2021年4月発行
ISBN 978-4-7853-5243-1
大学の教養課程の学生を対象に、文科系から理工系、医薬看護系、農学・栄養系まで幅広く利用できるように執筆された教科書・参考書。
高等学校で生物学を履修してこなかった学生にも適するように高校生物の内容を一通り網羅しながら、既習者や大学の生物学への接続を意識して(高校の教科書よりも)難易度を少し高くするように記述するとともに、生命科学が発展する現代に必要と思われる(とくに人間自身に関する)内容をプラスして解説した。また、生物学の発展に寄与した研究者の業績をできるだけ取り上げ、とりわけ日本人研究者の貢献も数多く紹介した。
増補改訂版では、ゲノム編集やオートファジー、新型コロナウイルスなどの話題をはじめ、全編にわたってきめ細かく用語や解説などを増補・修正して、よりわかりやすく使いやすくなるように改訂を施した。
生物学を改めて一通りかつきちんと学びたい人の復習用のテキストとしてもお薦め。
【主要目次】1.生物と生物学 2.細胞・生体構成物質とエネルギー 3.遺伝子とそのはたらき 4.動物の生殖と発生 5.ヒト(動物)の器官とそのはたらき 6.植物のしくみ 7.老化・寿命とヒトの病気 8.進化の歴史としくみ 9.生物の系統と分類 10.生物多様性と生態系
→ 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ
●2022年刊行書籍はこちらをご覧ください.
●2021年刊行書籍はこちらをご覧ください.
●2020年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2019年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2018年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2017年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2016年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2015年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2014年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2013年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2012年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2011年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2010年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2009年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2008年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2007年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2006年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2005年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2004年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2003年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2002年刊行書籍はこちらをご覧ください。
●2001年以前の刊行書籍は、裳華房 図書目録よりお探しください。
|