(2024/1/22更新)
以下にご紹介する教科書以外にも、数学の各分野の教科書を豊富に取り揃えております。
詳しくは【→Web】印をクリックして下さい。
は、内容見本(10〜20ページ程度、pdfファイル)がご覧になれます。
(ファイルサイズにご注意ください。ご覧になれるページ数は書籍によって異なります)
教科書採用検討用の献本は随時受付け(お電話でも受付けております)を行っておりますので、教科書をお探しの先生で検討したいものがございましたら、ぜひご利用ください。
新刊パンフレット
(4頁、約6MB、
2023年作成)テキストパンフレット
(20頁、約30MB、
2023年作成)
●はじめに
数学分野では大学1年生向きの教科書として、
O: 大学入学者の予備知識の多様化に対応するもの
A: 文科・社会情報系から医薬農生物系向きのもの(統計を含みます)
B-1: 理工系向きの「線形代数」
B-2: 理工系向きの「微分積分」
B-3: 理工系向きの「確率統計」(大学1〜3年生向きのもの)
理工系の専門基礎科目向きの「応用解析(微分方程式、複素解析 など)」の各分科関係の教科書として、
C-1: 「応用解析」一冊の本に幾つかの分科がまとめて解説してあるもの
C-2: 「応用解析」各分科ごとに解説したもの
を取り上げます。
O:大学入学者の予備知識の多様化に対応するもの
おもに微分積分を学ぶために必要と思われる基礎知識をまとめたものです。教科書併用のサブテキストあるいは予備講義用教科書として
● 基礎数学 −式計算から微積の初歩まで− ◆小澤善隆 編集
A5判/128頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/2011年3月
*高校で数学をあまり選択履修してこなかった学生や理解度に自信のない学生向けに、大学で微積などを学ぶ上で欠くことの出来ない基礎知識を、半期の講義用にまとめたリメディアル教科書です。基本的な例題や問題を多く設けてあり、反復練習によって学習効果が上がるようにしてあります。
*詳しい目次 ・● リメディアル 大学の基礎数学 ◆小寺平治 著
A5判/144頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2009年10月
*大学における「微分積分」の講義を円滑に進める上で必要とされる基礎知識と微分積分の入り口までをまとめた補習科目用の教科書です。独習書のようなくどい説明を展開することは避けつつ要点と例題を簡潔にまとめたことで、学生のレベルや時間数の制約に柔軟に対応でき、教授者が自由に講義方針を組み立てられるようになっています。
*詳しい目次 ・● 基礎の数学(改訂版) ◆矢野健太郎・石原 繁 編
A5判/284頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/1989年刊
*コンパクトにまとめた 『大学数学の基礎』 に対して、例題や問を多く用いて、通年用教科書として利用できるようにまとめたものです。線形代数と微分積分を学ぶための基礎知識が得られます。
同じ著者による併用問題集として 『問題集 基礎の数学』(80頁/定価880円(本体800円+税10%)) があります。単独の利用でも、知識の整理と確認に役立てられます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『線形代数』、『微分積分』)→“はじめに”戻る。
A:文科・社会情報系から医薬農生物系向きのもの(統計を含む)
→“はじめに”戻る。
文科・社会情報系から医薬農生物系向きに、「線形代数」と「微分積分」を各半年の講義※で学べるようにまとめた書と「統計」に関するものとして
※(通年の場合、線形代数:B-1、微分積分:B-2をご覧ください)● 経済・経営のための 数学教室 ◆小林道正 著
A5判/240頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2014年刊
*40年以上にわたって経済学部で数学を教えてきた経験を活かし、経済・経営系の学生にとって必要不可欠な微分積分と線形代数の基礎知識に焦点を絞った教科書。具体的な問題で丁寧に解説した後、その理解を深めてもらうために、「純粋に数学の問題」と「経済・経営の分野として考える問題」をセットにして配置しました。
*詳しい目次 ・● 経済・経営のための 統計教室 ◆小林道正 著
A5判/2色刷/188頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2016年刊
*読者が躓きやすいところ、難しく感じると思われるところについては、40年以上にわたる著者の教育経験に基づき、なるべく経済・経営分野の具体例を出しながら極力丁寧に解説をしました。また、例題や問題において、あえて同じデータ(数値)を繰り返し用いるようにして、同じデータであっても「そこから何を読み解くか」「どのように分析するか」によって、導かれる結果(情報)が異なってくることを実感してもらえるようにしました。そのため、単純な分析から次第に高度な分析へと進化していく様子がわかるように書かれています。
*詳しい目次 ・● 社会科学者のための 基礎数学(改訂版) ◆矢野健太郎・田代嘉宏 共著
A5判/232頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1993年刊
*主題を「線形代数」「微分積分」「確率統計」の3分野とし、社会科学の理論と応用面で用いられる話題を目標として、その基礎理論を解説しました。演習の時間を考慮して各8節(1節が1回の講義に相当)にまとめ、高校の「数学 I」だけの履修者にも対応できるようにしてあります。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『数学概論 ―線形代数/微分積分―』)● 基礎数学ポプリー(改訂改題) ◆小寺平治 著
A5判/160頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/1997年刊
*主題を「線形代数」「微分積分」の2分野として、線形代数を13節、微分積分を12節(1節が1回の講義に相当)の各々半期用にまとめ、高校の「数学 I」だけの履修者にも対応できるように解説したものです。社会系から医薬生物系まで幅広く利用できます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『新統計入門』)● 数学概論 −線形代数/微分積分− ◆田代嘉宏 著
A5判/248頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/1993年刊
*線形代数と微分積分をそれぞれ12節各9頁に分け、各節1回の講義で若干の演習を含めて無理なく学べるように題材/配列を工夫しました。線型代数では応用的な話題を含め、微分積分では2階微分方程式までを解説しています。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『社会科学者のための 基礎数学』)● 数学へのアプローチ(改訂版) −線形代数編− ◆八木克巳 著
A5判/124頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/1998年刊
*半年間の講義で学べるように内容を絞り、“連立一次方程式”と“行列の標準化”のテーマに重点をおいて、抽象的になりがちな話題を図を多く用いて視覚的に開設するなど、初学者に配慮してあります。高校の「数学 I」と「数学 II」の履修を前提とします。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『数学へのアプローチ ―微分積分編―』)● 数学へのアプローチ(改訂版) −微分積分編− ◆八木克巳 著
A5判/112頁/定価1870円(本体1700円+税10%)/1998年刊
*半年間の講義で学べるように内容を絞って開設。数学的な深入りを避けることで、“1変数の関数”と“2変数の関数”を平行に取り扱い、高校で学ぶ微分積分との違いを最初から感じとれるように配慮して、また理解を助ける工夫をした図も多用しました。高校の「数学 I」と「数学 II」の履修を前提とします。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『数学へのアプローチ ―線形代数編―』)● 新統計入門 ◆小寺平治 著
A5判/160頁/2色刷/定価2090円(本体1900円+税10%)/1996年刊
*具体例から入り、どのように統計学の基礎概念が形成されるかがわかるようにするため、統計量の特徴がはっきり現れる例を用いて解説した半期用の教科書です。社会系から理工系まで幅広く利用できます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『基礎数学ポプリー』)● データ科学の数理 統計学講義 ◆稲垣宣生・吉田光雄・山根芳知・地道正行 共著
A5判/176頁/2色刷/定価2310円(本体2100円+税10%)/2007年刊
*確率の初歩から実用上のスタートラインともいえる2標本問題の初歩までを、専門課程において式に基づく統計手法が求められる分野に進む大学初年級の読者向けに、高校や大学で学ぶ微積分の初歩を学んでいれば理解できるように解説した半期用教科書・参考書です。
*詳しい目次 ・● 統計学入門 ◆稲垣宣生・山根芳知・吉田光雄 共著
A5判/194頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/1992年刊
*統計を実際に道具として利用している理系と社会系に属す著者が、データ処理を通して母集団と標本との関係を捉え、豊富な例題や数値例により推定と検定を懇切丁寧に解説しました。数式の使用は必要最小限にし、データの統計処理と統計的推測の理解が同時にできるように実用性を重視しています。題材を取捨選択することによって半期用の教科書としても利用できます。
*詳しい目次 ・●この他、理工系向きの「統計」の項B-3をご覧下さい。【→Web】
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B-1:理工系向きの「線形代数」
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理工系向きの線形代数(微分積分の姉妹書をもつものが多くあります)として下記のものがあります。
● 線形代数(改訂改題) ◆矢野健太郎・石原 繁 編
A5判/228頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/1990年刊
*高校の「数学 I」だけの履修者にも対応できるように、行列および行列式については、2次・3次の扱いに重点をおいたものです。平面図形(2次曲線を中心に極座標など)と複素数の症も設けてあります。
併用問題集として 『問題集 線形代数』(80頁/定価880円(本体800円+税10%)) があります。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『基礎の数学』、『微分積分』)● 線形代数通論 ◆内田伏一・浦川 肇 共著
A5判/154頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/1994年刊
*半年の講義でも学べるように、13節(13回の講義)を各8頁でまとめてあります。本文中の問題と巻末の補充問題を用いることにより、講義と演習による通年用教科書として利用することもできます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『微分積分通論』)● 数学へのアプローチ(改訂版) −線形代数編− ◆八木克巳 著
A5判/124頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/1998年刊
*半年間の講義で学べるように内容を絞り、“連立一次方程式”と“行列の標準化”のテーマに重点をおいて、抽象的になりがちな話題を図を多く用いて視覚的に開設するなど、初学者に配慮してあります。高校の「数学 I」と「数学 II」の履修を前提とします。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『数学へのアプローチ ―微分積分編―』)● 基礎から学べる 線形代数 ◆船橋昭一・中馬悟朗 共著
A5判/272頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2013年刊
*線形代数の基本概念の指導に重点を置く学科向けに、重要事項を中心にまとめた入門書。第1章では実空間のベクトルと図形の話題に限定し、続く第2, 3章で行列式と行列の基本的性質を述べることで、半期のみ必修になっている講義方針にも対応できるように配慮してあります。後半の、数ベクトル空間や行列の対角化などのやや進んだ話題を、低い次数の実例で示しながら解説。「問」「問題」「演習問題」をできるだけ多く設け、演習や小テストの時間がある大学でも使い勝手が良いようにしてあります。
*詳しい目次 ・● 理工系の基礎 線形代数 ◆石原 繁・浅野重初 共著
A5判/190頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/1995年刊
*初学者にとって難解なベクトル空間の一般論は省き、面倒な議論を必要とする箇所では簡略した説明や例ですませ、具体的な計算例を多く用いています。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『理工系入門 微分積分』、『理工系の基礎 微分積分』)● ライブ感あふれる 線形代数講義 ◆宇野勝博 著
A5判/208頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2024年刊 New!
*「ですます調」の記述により、学生が抵抗なく取り組めるよう配慮された、通年講義向けテキスト。「具体的な状況での解説」に重きを置きながら、とくにデータサイエンスなどへの指向を意識した学習内容の意味づけ、動機づけを巧みに織り込んで、学生のモチベーションを高く保つよう工夫を凝らしました。
*詳しい目次● 線形代数学入門 ◆桑村雅隆 著
A5判/256頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2016年刊
*必要とされる標準的で基本的な内容を、高等学校における現在の数学教育カリキュラム(新学習指導要領)を踏まえ、平易にまとめました。記述においては、一般的な学生が講義後に自ら読み直して理解できる程度を維持することを念頭に、内容の過度なコンパクト化は避けた。また命題や定理については、証明の技術ではなく、その意味や使い方をくわしく伝えるようにしました。
*詳しい目次 ・● テキストブック 線形代数 ◆佐藤隆夫 著
A5判/256頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2019年刊
*半期およそ13回の講義を念頭に全26節構成とし、各節の最後には例題の類題を演習問題として、反復学習の効果が得られるようにし、巻末には、それらの解答を用意しました。また、多くのケースで $2×2$ や $3×3$ の行列の場合について扱い、具体的に書き下して、計算や証明ができるようにするとともに、新しい理論を学ぶ際には、やさしい例や例題で、無理なく手を動かして計算、証明できる場を設け、数学的感覚を養えるように配慮しました。
*詳しい目次● コア講義 線形代数 ◆礒島 伸・桂 利行・間下克哉・安田和弘 著
A5判/208頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2016年刊
*対象を考慮して面倒な証明の多くを省略しながらも、線形代数学の体系性を理解することができるように、例を通して証明が理解できるよう配慮しました。また質の揃った演習問題を節末問題としてバランスよく配置し、解答は少し詳し目のものを巻末に収録して、学習者の便宜を図りました。
*詳しい目次 ・● リメディアル 線形代数 ◆桑村雅隆 著
A5判/272頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2007年刊
*前半の3章を前期、後半の3章を後期用内容とした初学者向き教科書。図を援用できる2次、3次正方行列の例に限定した前半だけでも、線形代数の多くの概念を得られるように配慮。一般論とやや進んだ概念は後半にまとめました。
*詳しい目次 ・● 理工系の数理 線形代数 ◆永井敏隆・永井 敦 共著
A5判/260頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2008年刊
*高校で行列を学んでこなかった学生でも無理なく学べるように、導入においては、2次、3次正方行列などの簡単な例を用いました。複素行列などの話題は、基本的性質に限定することで本文中に含め、線形常微分方程式への応用の章も設けてあります。
*詳しい目次 ・● 線形代数概説 ◆内田伏一・浦川 肇 共著
A5判/210頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/2000年刊
*同じ著者による『線形代数通論』の充実版です。理工系向けの題材を14節(14回の講義)に工夫してまとめてあります。前半に、掃き出し法や行列式の導入と活用など計算中心の内容を配し、後半に、線形写像や固有値と固有ベクトル、内積などと線形代数の応用を配置して、半期性に対応できる配列としました。
*詳しい目次 ・● 手を動かしてまなぶ 線形代数 ◆藤岡 敦 著
A5判/282頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2015年刊
*全24節から構成され、各節が90分の講義で扱えるようにした通年用テキスト。読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述しました。手を動かして解いてほしい例題や、見落としそうな証明や計算が省略されている箇所にアイコンを設け、ふり返りのアイコンを用いて、すでに定義された概念の復習や、省略された証明の参考文献などを示しました。また、「ポイント」や「まとめ」、チェックボックスなどを設け、節末問題は確認問題・基本問題・チャレンジ問題の3段構成としました(詳細解答はWeb掲載)。
*詳しい目次 ・● 線形代数の基礎 ◆茂木 勇・横手一郎 共著
A5判/204頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/1996年刊
*3次以上の行列の基本変形と行列式の計算が確実にできることを目標に、同じ著者による『基礎 線形代数』(236頁/定価2530円(本体2300円+税10%))から複素線形空間の章を削除し、全体としても若干題材を少なくまとめ直したものです。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『基礎 微分積分』)● 入門講義 線形代数 ◆足立俊明・山岸正和 共著
A5判/302頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2007年刊
*数学専攻ではない学科であっても線形代数の知識を重視する学科向けに解説した通年用の教科書。具体例でまず示した後に一般論と証明をつける方針を採っています。理解度を確かめられるように、章末に多くの問題を難易度別に配置しました。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『入門講義 微分積分』)● 線形代数講義 ◆南 和彦 著
A5判/376頁/定価3520円(本体3200円+税10%)/2020年1月刊行
*純粋に数学的な視点で完結するのではなく、理学および工学における実用という点から要求される視点や取り扱いについて、可能な限りわかりやすく説明しました。また、線形代数に関連してよく言及されるものの初年次の教科書では扱われない発展的ないくつかの事項については、主に付録で解説しました。
*詳しい目次 ・ 姉妹書(『微分積分講義』)● 理工系のための 線形代数 ◆長坂建二・駒木悠二 共著
A5判/320頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/1999年刊
*実数の場合に限定しながら、ジョルダンの標準形など理工系で必要と思われる話題をほぼ網羅しました。行列の対角化や標準化などを一般次元で扱えるように解説。具体的な例・例題を多用して抽象的な議論を避け、論理的な話題についても丁寧な解説を心掛け、独習書としても活用できるように配慮しています。
*詳しい目次 ・● 線形代数入門 ◆内田伏一・高木 斉・剱持勝衛・浦川 肇 共著
A5判/234頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/1988年刊
*複素線形空間およびジョルダンの標準化などの話題を含みながら、理工系向きに題材を選んでコンパクトにまとめたものです。第1章で高等学校の復習などを扱い、次章以降への橋渡しとしました。
同じ著者による本書の併用演習書 『線形代数演習』(230頁/定価2640円(本体2400円+税10%)) の利用により、充実した学習が可能となります。
*詳しい目次 ・
● この他、【→Web】
○『数学選書1 線型代数学(新装版)』 ◆佐武一郎 著/A5判/354頁/定価3740円(本体3400円+税10%)/詳しい目次 ・
*線型代数学の本格的入門書として親しまれてきた書です。2015年6月刊行の新装版では、最新の組版技術によって新たに本文を組み直し、読者の便宜を図りました。
B-2:理工系向きの「微分積分」
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理工系向きの微分積分(線形代数の姉妹書をもつものが多くあります)として下記のものがあります。
● 問題集 微分積分 ◆矢野健太郎・石原 繁 編
A5判/96頁/定価990円(本体900円+税10%)/2010年刊
* “例題・問・演習問題の難易レベルが揃っており、その問題数も多く、解答の誤植が少なく、使い勝手の良い教科書”として多くの大学で採用され続けている矢野健太郎・石原 繁 編『微分積分(改訂版)』の中から、第2章〜第8章までの各節に設けられている「演習問題」と「解答」だけを抜粋・収録して問題集としたものです。巻頭には高等学校で扱われる内容を「基本公式」として新たにまとめ、副教材の性格も持たせてあります。上記教科書の併用問題集としては使えませんが、他の教科書に対しては、使い勝手の良い併用問題集となります。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『問題集 基礎の数学』、『問題集 線形代数』)● 数学へのアプローチ(改訂版) −微分積分編− ◆八木克巳 著
A5判/112頁/定価1870円(本体1700円+税10%)/1998年刊
*半年間の講義で学べるように内容を絞って開設。数学的な深入りを避けることで、“1変数の関数”と“2変数の関数”を平行に取り扱い、高校で学ぶ微分積分との違いを最初から感じとれるように配慮して、また理解を助ける工夫をした図も多用しました。高校の「数学 I」と「数学 II」の履修を前提とします。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『数学へのアプローチ ―線形代数編―』)● 微分積分通論 ◆内田伏一・仲田正躬 共著
A5判/212頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/1996年刊
*微分法と積分法に分け、高校の「数学 II」および「数学 III」で扱われる内容も取り入れて解説しました。定積分の近似計算、フーリエ級数とその近似の様子や微分方程式についての話題も含め、18節(18回の講義)を平均8頁にまとめて、半年の講義用、あるいは本文中の問題と巻末の補充問題を用いることにより、講義と演習による通年用教科書として利用できます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『線形代数通論』)● 理工系入門 微分積分 ◆石原 繁・浅野重初 共著
A5判/236頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/1999年刊
*同じ著者による 『理工系の基礎 微分積分』 を元に、基礎的な部分に一層重点をおいた入門書です。高校の「数学 I」だけの履修者にも対応できるように、弧度法・三角関数・極座標についての説明を加えました。各節末の練習問題では「穴埋め形式」の問題Aを設け、例題に続いて段階を追った学習によって、自力で解く問題Bの手掛かりと解答の書き方・考え方を習得できるように工夫しました。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『理工系の基礎 線形代数』)● 微分積分(改訂版) ◆矢野健太郎・石原 繁 編
A5判/356頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/1991年刊
*1991年の改定以来、初学者向けに十分に検討された解説と例題・問題として定評ある教科書です。第1章で整式を用いた微分積分を述べ、第2章以降の橋渡しとなるように配慮。計算練習が十分できるように、例題や問・演習問題を豊富に用意しました。簡単な微分方程式についての章も設けました。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『線形代数』)● 微分積分入門 ◆桑村雅隆 著
A5判/280頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2008年刊
*高校で「数学 III」を履修してこなかった理工系学生や、情報・農生命・教育系などで、理工系ほどの計算技術や知識を必要としない学科向けに、厳密な議論や込み入った計算を必要とする題材を避けた入門書です。
*詳しい目次 ・● 例と図で学べる 微分積分 ◆水本久夫 著
A5判/270頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2008年刊
*数学理論に深入りすることは避けつつ、微分や積分の計算手法が納得でき、計算が正しくできるようになることを目的にした理工系向きの教科書です。一般的に成り立つ式による説明展開を避け、数学をあまり得意としない読者のために、具体的な例からの導入と、理解を助ける図を多く用いた説明方針を採りました 。
*詳しい目次 ・● 理工系の基礎 微分積分(増補版) ◆石原 繁・浅野重初 共著
A5判/256頁/定価2200円(本体2000円+税10%)/1997年刊
*初等関数の初歩は既知として、2変数までの関数についての微分積分と簡単な微分方程式までを取り上げたものです。複雑または難解な論証を必要とする定理などは証明を省略し、直観的な説明や例で示しています。計算問題を中心に練習問題も豊富です。
本書のダイジェスト版として 『理工系入門 微分積分』 があります。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『理工系の基礎 線形代数』)● コア講義 微分積分 ◆礒島 伸・桂 利行・間下克哉・安田和弘 著
A5判/224頁/2色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2016年刊
*微分積分学の基礎である「極限」の概念から始めて、高等学校で学んだ微分積分の内容についても記述し、高等学校で微分積分を学んでいない学生や微分積分を苦手とする学生でも一から学べるように心掛けました。また、実数の構成やε-δ論法などを割愛する代わりに、第1章で自然対数の底の存在の証明を与えるなど、微分積分学の厳密性にも注意を促すようにしました。さらに、質の揃った演習問題を節末問題としてバランスよく配置し、解答は少し詳し目のものを巻末に収録して、学習者の便宜を図りました。
*詳しい目次 ・● 手を動かしてまなぶ 微分積分 ◆藤岡 敦 著
A5判/308頁/2色刷/定価2970円(本体2700円+税10%)/2019年刊
*読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述した教科書。全24節で構成されており、1節90分の通年用の講義テキストとして使いやすくなっています。手を動かしてほしい例題、証明・計算を見落としそうなところにアイコンをつけ、ふり返りのマークによって復習しやすくしました。くり返し解いて確認できるように、例題と節末問題のチェックリストを用意し、節末問題は確認問題・基本問題・チャレンジ問題の3段構成として丁寧で詳細な解答をのせました。
*詳しい目次● 理工系の数理 微分積分+微分方程式 ◆川野日郎・薩摩順吉・四ツ谷晶二 共著
A5判/306頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2004年刊
*現象解析のための最重要な道具となる微分方程式の基礎までを、微分積分から統一した視点で無駄なくまとめました。高校での既習を前提とせず誰でもわかるように配慮しながら、数学的正確さと応用を意識した内容を盛り込みました。また、例題で実際の論理の流れを会得できることも重視し、さらに、図や「注意」を用いて補足を加えるようにしました。
*詳しい目次 ・● 標準 微分積分 ◆高木亮一・渚 勝・東條晃次 共著
A5判/186頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2002年刊
*限られた講義時間数の場合を考慮して、初等関数については微分積分を学ぶ上で必要となる要点のみに限定し、1週1時限の通年用テキストとして無理なく学べるように、1変数と2変数の微積分についてコンパクトにまとめた教科書です。論理的に厳密さを求められる数学的な証明は避けながら、大学初年で理工系で要求される話題はほぼ網羅してあります。
*詳しい目次 ・● 基礎 微分積分 ◆茂木 勇・横手一郎 共著
A5判/240頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/1998年刊
*実際的手段として使えることを目標に、抽象的な基礎理論や定理のきわめて技巧的な証明は避け、具体的な計算例を多く用いて解説しています。物理で扱われる量がベクトルであることを考慮して、ベクトル関数の微分と積分の章を設けるなど、題材の選択・配列にも工夫しました。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『線形代数の基礎』)● 理工系のための 微分積分 ◆池山 保・平松豊一 共著
A5判/232頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2006年刊
*高校で微積の初歩を学んできた学生を対象に、高校数学との不必要な重複を避けた入門書です。極限や連続性などの理論的に踏み込んだ証明は巻末に配置し、初学者が概要を一通りつかめるように配慮しました。解答では、式の導出が微分に比べて難しい積分では、詳しい解答を示しました。
*詳しい目次 ・● 初等 微分積分学(改訂版) ◆田代嘉宏 著
A5判/246頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/1995年刊
*数学科ほどではありませんが、教育系の数学コースのように理論的知識を必要とする読者向けに、1変数の微分積分に重点を置いた入門書です。第1章に高校数学の復習にあたる内容を収る一方、ε-δ論法の紹介を含め、単に計算のテクニックに偏らないように配慮しました。数学的厳密さを要求される証明では、省略してしまうことは避け、概要を丁寧に示すようにしてあります。
*目次 ・● 入門講義 微分積分 ◆吉村善一・岩下弘一 共著
A5判/280頁/2色刷/定価2750円(本体2500円+税10%)/2006年刊
*数学的厳密さを追求する記述は避けつつ、JABEE(日本技術者教育認定機構)などの技術者レベルを目標にしました。2色刷によって図を工夫するととともに、推論の鍵となるキーワードや条件などを明示し、2変数関数の章では数式用ソフトによる空間グラフを多用することで、式計算の理解を助ける工夫をしてあります。
*目次・● 微分積分講義 ◆南 和彦 著
A5判/304頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2010年刊
*高校で微分積分の初歩を学んでいる読者のために、高校数学との重複感が生じないように、証明も省かず解説しました。極限における議論を避けることなく、工学や理学における具体例も採り入れ、数学としての基礎から具体的な応用に至るまでのすべてをごまかさずに、かつ可能な限りわかりやすく説明してあります。実数の構成とε-δ論法は付録で述べました。
*目次・ ・ 姉妹書(『線形代数講義』)● 微分積分学入門 ◆岡安隆照・吉野 崇・高橋豊文・武元英夫 共著
A5判/272頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1988年刊
*理工系各分野で必要とする話題をおおむね尽くし、1変数に続く偏微分・重積分にも約1/3のページ数をあて、解析学の数学的基礎が充分に得られるように配慮しました。ε-δ論法を必要とする読者のために、ε-δ論法とそれに直接関わる命題を、小活字を用いた“参考”としてその都度与えてあります。
同じ著者による本書の併用演習書 『微分積分演習』(A5判/284頁/定価2860円(本体2600円+税10%)) の利用により、充実した学習が可能となります。
*詳しい目次 ・● 微分法&積分法 ◆江尻典雄・三宅正武 共著
A5判/288頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/1999年刊
*大学理工系向きに題材を選び、実数の性質や数列の極限および収束性についての解説は付録にまわして、微分法の最初に述べる連続関数から直接的に微分法・積分法の本論に入るように解説しました。連続関数の積分可能性の証明やε-δ論法での説明など、理論面も軽視せずに解説してあります。
*詳しい目次 ・● 数学シリーズ 微分積分学 ◆難波 誠 著
A5判/336頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/1996年刊
*高校の「数学 III」の既習者を対象に理工系向きにまとめました。数学系学会に進まれる読者を意識して、ε-δ論法を正面から扱う立場をとり、「理論」「計算法」「実例と応用」のバランスに配慮し、「巧みな計算法」「面白い実例」「役に立つ応用」についてそれぞれ代表的なものはほぼ収めて解説してあります。
*詳しい目次 ・●この他、【→Web】
○『解析学序説(新版)上・下』 ◆一松 信 著/上:A5判/288頁/定価3740円(本体3400円+税10%)/目次、下:A5判/296頁/定価3850円(本体3500円+税10%)/目次
*微分積分から常微分方程式・ベクトル解析・複素解析・フーリエ解析まで。
B-3:理工系向きの「確率統計」(大学1〜3年生向きのもの)
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理工系向きの確率統計の教科書・参考書として
● 新統計入門 ◆小寺平治 著
A5判/160頁/2色刷/定価2090円(本体1900円+税10%)/1996年刊
*具体例から入り、どのように統計学の基礎概念が形成されるかがわかるようにするため、統計量の特徴がはっきり現れる例を用いて解説した半期用の教科書です。社会系から理工系まで幅広く利用できます。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『基礎数学ポプリー』)● データ科学の数理 統計学講義 ◆稲垣宣生・吉田光雄・山根芳知・地道正行 共著
A5判/176頁/2色刷/定価2310円(本体2100円+税10%)/2007年刊
*確率の初歩から実用上のスタートラインともいえる2標本問題の初歩までを、専門課程において式に基づく統計手法が求められる分野に進む大学初年級の読者向けに、高校や大学で学ぶ微積分の初歩を学んでいれば理解できるように解説した半期用教科書・参考書です。
*詳しい目次 ・● 理工系の数理 確率・統計 ◆岩佐 学・薩摩順吉・林 利治 共著
A5判/256頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2018年刊
*大学1〜2年生が予備知識なしに、確率の基礎理論とさまざまな統計手法を身につけられる入門書です。データハンドリングや確率の基本概念を解説したのちに、さまざまな統計手法を紹介するとともに、それらの使い方を丁寧に説明しました。例題や問題を手を動かして解くことにより、背後にある理論の理解に自然と結びつくような構成になっています。
*詳しい目次 ・● 統計学入門 ◆稲垣宣生・山根芳知・吉田光雄 共著
A5判/194頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/1992年刊
*統計を実際に道具として利用している理系と社会系に属す著者が、データ処理を通して母集団と標本との関係を捉え、豊富な例題や数値例により推定と検定を懇切丁寧に解説しました。数式の使用は必要最小限にし、データの統計処理と統計的推測の理解が同時にできるように実用性を重視しています。題材を取捨選択することによって半期用の教科書としても利用できます。
*詳しい目次 ・● 統計学の基礎 ◆栗栖 忠・濱田年男・稲垣宣生 共著
A5判/200頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2001年刊
*各分野で統計的手法を必要とする大学1〜2年生を対象とする1年間用のテキストです。単なる教養的知識に終わらぬようにレベルを保ち、続いて学ぶ専門科目に沿った応用的統計学にスムーズにつながるようになっています。各種の検定法までを紹介するとともに、具体的計算例で用いるデータは特定の分野に偏らないものとしてあります。
*詳しい目次 ・
● データサイエンスの基礎 Rによる統計学独習 ◆地道正行 著
B5判/256頁/定価3520円(本体3200円+税10%)/2018年刊
*全体をR自体を学ぶ部分、統計学の基礎を学ぶ部分、実際にRを使ってデータ解析と統計的推測について学ぶ部分の三部構成にすることで、学習者の「習得レベル」や「目的別」にRに関する事項を学べるようにしました。また、「探索的データ解析」と今後ますます重要性が増すと考えられている「データの可視化」の観点も取り入れました。
*詳しい目次 ・● 確率統計の数理 ◆石井博昭・塩出省吾・新森修一 共著
A5判/214頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/1995年刊
*理工系の2、3年生向きに、数理的基礎部分をまとめた教科書です。推定と検定までであれば半期用として、応用上重要な分散分析や相関・回帰分析までにふれていますので、各章に設けた演習問題を解きながら1年間のテキストとしても利用できます。
*詳しい目次 ・● 数学シリーズ 数理統計学(改訂版) ◆稲垣宣生 著
A5判/342頁/定価3960円(本体3600円+税10%)/2003年刊
*測度論を用いることなく、大学2〜3年生向きに数理統計の基礎を本格的に解説したものです。確率数学・情報数学の基本的な概念を使って、統計学の数理が明解に論じられることを示してあります。さらに、統計解析の項を含め、学部レベルで扱われる話題をほぼ網羅しています。
*詳しい目次 ・
● サイコロから学ぶ 確率論 ◆小林道正 著
A5判/224頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2018年刊
*本書は、一般的な確率論の本とは異なるアプローチで、定理の前に偶然現象の解説をし、「厳密な理論と証明」を示した後に、「実際の偶然現象での意味、実験結果との対応を考える問題」を挙げて、身の回りの確率現象を例にしながら理論的な定理の意味を解説するという工夫を行いました。確率論の基礎とともに実験的な意味も学べる、「目からウロコが落ちる」画期的な教科書です。
*詳しい目次 ・● 数学シリーズ 確率論 ◆福島正俊 著
A5判/190頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/1999年刊
*数理系の大学3年生向きにまとめた確率論の本格的入門書です。導入では“測度”の知識を仮定せずに解説し、一通りの知識を得た読者のために最後に測度を用いて一般的定義をまとめてあります。
*詳しい目次 ・●この他、【→Web】
○ 『確率と統計』 ◆田代嘉宏 著/A5判/232頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/目次
C-1:「応用解析」 一冊の本に幾つかの分科がまとめて解説してあるもの
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微分積分に続く応用解析(微分方程式、ベクトル解析、複素解析、フーリエ解析 など)の幾つかの分科を一冊にまとめたものとして
● 応用解析概論 ◆桑村雅隆 著
A5判/304頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2018年刊
*数学を専門としない理工系の学生が限られた時間のなかで、応用上役に立つと思われる解析学の基本的な概念や手法を習得することを目的に編んだものです。必要とされる予備知識は微分積分と線形代数にとどめ、常微分方程式、ベクトル解析、複素関数、フーリエ解析とラプラス変換、偏微分方程式といったテーマについて各章50ページ程度にまとめました。
それぞれの章は基本的に独立しており、どこからでも読み始めることができます。また記述においては、数学的な技術を要する証明は割愛し、直観にもとづく議論や具体的な計算を通した説明を中心にしました。
*詳しい目次 ・● 基礎 解析学(改訂版) ◆矢野健太郎・石原 繁 共著
A5判/290頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1993年刊
*長年多くの学校でご採用いただいてきた定評ある教科書です。微分積分に引き続いて学ぶ応用解析として、「微分方程式」「ベクトル解析」「複素変数の関数」「フーリエ級数・ラプラス変換」の4分野をバランス良く一冊にまとめました。
本書で扱っている4分科を加筆充実して各半期用教科書に分冊化した『基礎解析学コース 微分方程式』、『〃ベクトル解析』、『〃複素解析』、『〃応用解析』があります。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『解析学概論』)● 裳華房テキストシリーズ−物理学 物理数学 ◆松下 貢 著
A5判/312頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/1999年刊
*物理学のシリーズ『裳華房テキストシリーズ−物理学』の一冊として、物理に所属する著者が「常微分方程式、ベクトル解析、複素関数論、フーリエ解析」について数学的厳密性にあまりこだわらずに解説したものです。
*詳しい目次 ・●この他、【→Web】
○『理・工基礎 解析学』 ◆田辺行人・大高一雄 共著/A5判/268頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/詳しい目次 ・
○『解析学要論(I)』 ◆山本 稔 編/A5判/220頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/詳しい目次 ・
*微分方程式とラプラス変換を解説したものです。
○『解析学要論(II)』 ◆山本 稔 編/A5判/206頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/詳しい目次 ・
*複素解析とフーリエ解析を解説したものです。
C-2:「応用解析」 各分科ごとに解説したもの
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応用解析の各分科に関するものとして
● 基礎解析学コース(全4冊) ◆矢野健太郎・石原 繁 共著
*同じ著者による『基礎 解析学(改訂版)』を加筆・充実して分冊化した、それぞれ半期用の教科書です。○ 『基礎解析学コース 微分方程式』:A5判/108頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1994年刊
*連立微分方程式の充実とべき級数による解法の章を新設し、ルジャンドルの多項式とベッセル関数についての記述を加えました。
*詳しい目次 ・○ 『基礎解析学コース ベクトル解析』:A5判/94頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1995年刊
*応用上重要なベクトル場の解説を丁寧にし、積分公式の応用の節を新設して、流線や流管などにもふれました。
*詳しい目次 ・○ 『基礎解析学コース 複素解析』:A5判/104頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1995年刊
*留数の応用としての実定積分の計算法を新たに節を設けるとともに、応用上重要な等角写像の実例をいくつか追加しました。
*詳しい目次 ・○ 『基礎解析学コース 応用解析』:A5判/98頁/定価1540円(本体1400円+税10%)/1996年刊
*“フーリエ級数・ラプラス変換”の分冊です。フーリエ級数では例を充実し、その部分和のグラフを掲載しました。定数係数線形微分方程式への応用や偏微分方程式への応用例なども充実しました。
*詳しい目次 ・● 物理数学コース(全4冊)
*“物理的応用”と“数学的正確さ”の両立を目指し、物理と数学に所属する著者が協同してまとめた大学2年生向きの教科書です。○ 『物理数学コース 常微分方程式』 ◆渋谷仙吉・内田伏一 共著
A5判/144頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/1998年刊
*1階微分方程式の説明と応用を丁寧に解説し、数値解法についても初歩的に扱いました。半期用の教科書として利用できるように、全12説に分け、1節が1回の講義内容となるようにまとめました。
*詳しい目次 ・○ 『物理数学コース 偏微分方程式』 ◆渋谷仙吉・内田伏一 共著
A5判/144頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/2000年刊
*偏微分方程式の知識を道具として使う読者のために、現象に適した各種解法を紹介するとともに、解の物理的立場からの検討や、読者が間違えやすい箇所へのコメントなど、ポイントをおさえて解説してあります。
*詳しい目次 ・○ 『物理数学コース 複素解析』 ◆高橋良雄・内田伏一 共著
A5判/144頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2005年刊
*量子力学が関わる現象を解析するには、複素関数による扱いが本質的に必要になります。このための数学的基礎を、物理学者が物理的例への適用を意識して素稿をまとめ、数学的記述に対して応用数学の専門家でない数学者が注文をつける編集方針でまとめました。
*詳しい目次 ・○ 『物理数学コース フーリエ解析』 ◆井町昌弘・内田伏一 共著
A5判/142頁/定価1980円(本体1800円+税10%)/2001年刊
*フーリエ変換やラプラス変換については、微分方程式を解くための重要な道具としての観点から、物理現象への応用例を示しながら解説しました。また、理工学の応用でよく現れるデルタ関数についての説明も丁寧にしました。
*詳しい目次 ・● 応用解析セミナー 微分方程式 ◆垣田高夫 著
A5判/120頁/定価1870円(本体1700円+税10%)/1996年刊
*従来のテキストの多くは、公式・例題・解き方というスタイルが主流でした。本書は、応用を目的とする読者が興味を失わないように、モデリングという意識を盛り込みながらまとめた半期用の教科書です。
*詳しい目次 ・● 常微分方程式とラプラス変換 ◆齋藤誠慈 著
A5判/204頁/定価2310円(本体2100円+税10%)/2006年刊
*初学者が勘違いしやすい箇所や、不慣れな数学的扱いを導入する箇所では、導入目的などがきちんとつかめる補足説明を加えています。解の安定性についても章を設けています。
*詳しい目次 ・● 複素解析へのアプローチ ◆山本 稔・坂田定久 共著
A5判/178頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1992年刊
*物理や工学など応用を目的とする読者向けに、理論的基礎と偏微分方程式への応用を解説しました。半年の講義での利用を考慮して、各章を「解説部」と「演習部」に分けて、解説部の学習だけでもゆとりをもって一通りの知識が得られるようにしてあります。複素平面上の点集合やリーマン面についてもふれています。
*詳しい目次 ・● 入門複素関数 ◆川平友規 著
A5判/240頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2019年刊
*ギャップの少ない丁寧な計算、丁寧な論証、「読者に甘えない」記述を心がけた入門書。重要な式やポイントが目に飛び込む、見やすい紙面を追求しました。また、読者の視覚と直観に訴える、オリジナルの図を多数掲載し、約40ページにおよぶ付録では、$\varepsilon$ - $\delta$ 論法を用いた「一様収束」および「べき級数」の一般論を展開しました。
*詳しい目次 ・● 複素関数論の基礎 ◆山本直樹 著
A5判/200頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/2015年刊
*読者と共に複素関数論を一からつくり上げる気持ちで執筆された、新しいタイプの教科書。複素関数論は実関数論の拡張であることを踏まえて実関数について復習する章を設け、各章の冒頭に章全体のストーリーを記したことで「これから何を学ぶのか」「どのように話を進めていくのか」が把握できるようになっています。また、定義の動機や概念の本質的意味などの解説に重点を置いたので、「なぜそのように考えるのか」「なぜそのようなことを考えるのか」ということが明確に説明されています。
*詳しい目次 ・● 理工系の数理 複素解析 ◆谷口健二・時弘哲治 共著
A5判/228頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/2013年刊
*応用の立場であっても、複素解析の知識を重視する学科向けに、計算技術の習得だけでなく論理的理解も得られるように、できる限り証明を省略せずにきちんと解説した入門書。多くの大学での学習到達目標となっている留数解析までにとどめず、平均的教科書では割愛されることの多い「解析接続」などのやや進んだ理論的話題と、「複素変数の微分方程式」などの応用の紹介までを含めたことで、時間に制約のある講義後にも役立つように配慮してあります。
*詳しい目次 ・● フーリエ解析へのアプローチ ◆長瀬道弘・齋藤誠慈 共著
A5判/164頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/1997年刊
*物理や工学など応用を目的とする読者向けに、級数和の近似の様子をグラフで示しながら導入し、理論的基礎と偏微分方程式への応用(放物型と双曲型の混合問題で、変数分離法を用いたもの)の両立を目指しました。半年の講義での利用を考慮して、各章を「解説部」と「演習部」に分けて、解説部の学習だけでもゆとりをもって一通りの知識が得られるようにしてあります。
*詳しい目次 ・● 理工系の数理 フーリエ解析+偏微分方程式 ◆藤原毅夫・栄 伸一郎 共著
A5判/212頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/2007年刊
*量子力学に代表される物理現象に現れる偏微分方程式の解法を目標に、数学者と物理学者が協同した大学3年生向け教科書・参考書。解法手段として重要なフーリエ解析の概説とともに、解の評価手法にも言及しました。
*詳しい目次 ・ ・ 姉妹書(『理工系の数理 微分積分+微分方程式』)●この他、【→Web】
○『常微分方程式』 ◆藤本淳夫 著/A5判/152頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/詳しい目次・
*微分積分学と行列椎の基礎知識があれば理解できるように解説しました。初等的解法−いわゆる求積法ーの解説を中心に、変数係数の線形微分方程式や特殊な形の高階微分方程式まで含みます。また、単に解法の技術に終始することなく、解法に至る過程を丁寧に説明しました。ルジャンドルの微分方程式とベッセルの微分方程式は付録としてまとめてあります。
○『微分方程式』 ◆長瀬道弘 著/A5判/204頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/詳しい目次・
*理工系向きに題材を選んだ入門書です。常微分方程式では実際に方程式を解くことと、線型代数との関わりを解説しました。偏微分方程式では、物理や工学で応用上重要な2階の方程式を中心に解説しています。
○『ベクトル解析』 ◆石原 繁 著/A5判/184頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/詳しい目次・
*理工系の初学者を対象に、内容解説の方法・組立てに工夫した教科書です。第 I 部(110頁)では、基本的な事項・述語・記号を入門的に解説し、第 II 部(61頁)では、物理学への運用例を多く載せました。また初学者が感覚的に把握できるように図を多く採り入れました。半期用の教科書としても利用できます。
○『初等関数論(改訂版)』 ◆林 一道 著/A5判/176頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/詳しい目次・
*理工系で微分積分学に続いて学ぶ関数論の入門書です。初学者の見逃しやすい箇所には“注”や“注意”を付して丁寧に解説してあるため、部分的に独習にまかすことにより、半期用の教科書としても利用できます。→“はじめに”戻る。
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